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matta

街の散歩…ひとりあるき

赤蜻蛉 いなご

2014年01月17日 | 絵画・彫刻

赤蜻蛉      朱楽菅江(あけらかんこう)
想いを堪え忍ぶより
声を出して鳴くがいい。
やせ細ってもよいではないか
赤蜻蛉よ。

いなご      軒端の杉丸(のきばのすぎまる)
ほんの少しかき分けた
露しげき草の合間からイナゴが逃げるように、
袖をちょっとばかり引いてみただけで、
あの娘が「否」と拒んで
飛び退くのはつらい。

狂歌 喜多川歌麿画『画本虫撰』(えほんむしえらみ)
図版および解説は『歌麿の風流』小学館よりトレース、引用。
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