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matta

街の散歩…ひとりあるき

鉄の馬

2014年07月29日 | 詩・小説
LeicaM8.2/ summicron35mm 1st

一九歳の人妻が、
素っ裸に、
まっ黒なつなぎの革ジャン。
鉄の馬、
大きなハーレーにまたがり、
フランスからドイツにいる、
男にむかってひた走る。

瞬時にかわる風景や、
男との情事の回想など、
さまざまな…
光景がいりまじる。

ピエール・ド・マンディアルグ作、
『オートバイ』。

学生時代、
友人数人連れだって、
この本の訳者兼、
クラスL4担任の生田耕作さん宅に、
あそびに行ったことがあった。

若くして亡くなった、
血気さかんなK.Kが、
この『オートバイ』の話をしていた。
そのK.Kも生田さんも、
T.H、H.Mももはやいない。

ハーレー見ながら、
瞬間、若い、
想いがかけめぐった。





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