山崎宗鑑●
宗鑑はいづくへと
人の問うならば
ちょっとヨウがありて
あの世へといへ
ヨウ(できもの)のため亡くなった。
荒木田守武とともに
俳諧の祖。
一休禅師とも親しかったという。
洒脱さが共通か…
紫野
一休禅師●
最後には大徳寺住持。
禅僧なれど
かたわらに立派な刀。
とはいえ実は木剣で
当今の贋僧侶は
この木剣に似ている
外見はいいが
いざ抜いてみると
ただの木片
これを見抜くべし、と。
堺在住のころ。
河内国
姥が火●
雨の夜河内の牧岡に
約一尺の大きさの
火の玉があらわれた。
老女が神社から油を盗み
その祟りで怪火になったという…
遠州秋葉山
天狗の川狩●
現奥多摩の淵
水辺を好んだ天狗。
この絵では
川魚を獲っている
天狗たちの姿が
霞んで見えている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます