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街の散歩…ひとりあるき

須弥(しゅみ)…『北斎漫画』十三編

2019年11月20日 | 絵画・彫刻

須弥山
〔梵sumeruの音訳。漢訳は妙高山・妙光山〕
仏教の宇宙観において、世界の中央にそびえるという山。
風輪、水輪、金輪と重なった上にあり、高さは八万由旬
(ゆじゅん…一由旬は四〇里)で金・銀・瑠璃・玻璃の四宝
からなり頂上の宮殿には帝釈天が、中腹には四天王が住む。
日月はその中腹の高さを回っている。須弥山の周囲には
同心円状に七重の山があり、その外側の東西南北に勝身、
瞻部(せんぶ)・牛貨(ごけ)、倶盧(くる)の四州があり、
さらにその外側を鉄囲山(てつちせん)が囲っている。
瞻部州(閻浮提えんぶだいともいう)が人々の住む世界と
される。スメール。蘇迷盧(そめいろ)。すみせん。
(『大辞林』より)

コメント (2)
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