matta

街の散歩…ひとりあるき

フクロミモクゲンジ

2012年12月17日 | 自然
LeicaM8.2/ summilux 75mm

フクロミモクゲンジ。
聞きなれない名前だが、
かわった種子をつける樹だ。
四枚羽根のようなプロペラの間に、
褐色の種子がひとつ二つ…。

この羽根で風に吹かれて、
遠くに飛んでいくのだろう。
あるいは、
無風で地面に落ちたとしても、
次の風に吹かれてころころ、
ころがっていくのだろう。

動物と異なり、
次代の子を手元で育むことなく、
できるだけ遠くに吹き飛ばす。
小さなカプセルに、
仮眠、仮死状態の遺伝子をいれて、
きびしい冬や環境をやりすごさせる。


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