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matta

街の散歩…ひとりあるき

構成…

2013年02月28日 | 建物
LeicaM8.2/ summilux 75mm 1st

駿河台にそびえる超高層学舎。
明治大学Liberty Tower地上階での、
ホールをかねたトンネル通路…。
外観に似合わず簡素、
簡素かつモダーンだと思った。

太いコンクリートむきだしの柱が、
上方の通路を支え、
垂直にならんだいくつもの、
コンクリート板は、
太い京格子を思わせる。
そして斜めに、
無機的な階段がはしる。

日本の建築美と
モダーンとはけっこう、
通じるものだと思う。

N.Y.にもLiberty Towerという、
超高層があったはず。
それとこの明大のものは、
何か、関係があるのだろうか。

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田安門

2013年02月26日 | 建物
LeicaM8.2/ summilux 75mm 1st

田安門。
江戸城跡の北に位置し、
寛永十三年(1636)に建てられ、
昭和三八年に解体修理が行われたとか。

三月下旬の桜の時期。
九段下から見上げると、
春高楼の花の宴♪~がうかぶ。
もっとも「荒城の月」は、
仙台の青葉城趾などからの
発想のようだ。
それにつけても、
満開の桜につつまれる、
この田安門を見上げると、
栄枯盛衰がおもわれる。

ここ北の丸は、
代官屋敷や、
大奥に仕えた女性の、
隠遁所があったのだという。

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連珠三つ巴の丸瓦…屋根にハト

2013年02月25日 | 建物
LeicaM8.2/ summilux 75mm 1st

丸瓦に連珠三つ巴。
円形の帯の内側に連珠円文、
さらに中心部に三つ巴の紋様。

数珠でかこんだような連珠円文。
鳥獣や花などをかこんで、
西アジア~中央アジアで好まれ、
法隆寺や正倉院にも伝わり、
起源は紀元前まで遡るとか。

大切なシンボルをかこむ連珠円文。
かこまれている三つ巴。
水が渦巻くさまとも解釈され、
軒丸瓦などに火災よけとして、
用いられるようになったという。

そんな瓦屋根のうえ、
ハトがみんな率気に、
棟だけにとまっている。
なぜか屋根勾配や、
軒先、横樋のうえにとまらない。

見晴らしがいいからか…。


※写真をクリックすると大きくなります

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漆喰の城壁

2013年02月24日 | 建物
LeicaM8.2/ summilux 75mm 1st

グレー、一直線の石積の基礎。
そのうえにまっ白の、
分厚い漆喰仕上げの城壁。

江戸城、
徳川の権威、威光とはいえ、
わが国の権威は、
簡素、シンプル。
構成の美しさをもってなる、
…のではないだろうか。
石の仕上げ表面にも、
神経がかよっている。

風ぬき窓も美しい。

江戸城の正門、大手高麗門。
大手高麗門を入って、
内側から見た城壁だ。

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カーテンウオール

2012年06月17日 | 建物
LeicaM8.2/ summarit 50mm

地震や風力に対する、
構造的な耐力は柱や梁が担う。

外壁はカーテンウオール。
建物の荷重は担わない。
建物の構造的な変形に対し、
自在性をもたせ、
梁に吊り下げるスタイル。

地震での建物の変形で、
ガラスが割れて、
落ちてきたらえらいこと。

直線の組み合わせ。
機能的な美しさを競って、
ガラスカーテンウオールが、
タケノコのように、
あちこちに伸びてきた。

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