命のカウントダウン(健康余命3605日)

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中国の感染爆発が凄まじい

2022-12-26 22:16:00 | 新型コロナウィルス
中国政府は14日から無症状の感染者数の公表を取りやめ、公表される感染者数は実態とかけ離れた少ない人数となっている。
だが、ネット上に出回った政府の内部資料とされる会議録によると、12月1~20日の感染者数の推計値は、人口の約18%に当たる2億4800万人に達し、1日あたりの新規感染者は約3700万人に及ぶという。
 香港大学公共衛生学院のベン・コーリング教授(感染症学)は、「過去の世界のどの地域よりも速いスピードで感染拡大が進んでいる」と指摘する。「近いうちに全人口の50%が感染するだろう」という。


北京市や四川省の感染者は人口の5割を超えているという。約1000万人の人口を抱える山東省青島市では、5%前後に当たる49万~53万人が毎日感染していると当局が明らかにした。 

 中国政府は20日、明確なコロナ感染による肺炎や呼吸不全以外は関連死に含めないとする独自の基準を公表。そのため、公式発表による死者は連日「ゼロ」か1桁で、実態と懸け離れていると考えられている。 

正に 燎原の火 ですね。というか、燎原にガソリンまいたくらいの勢いと言うべきでしょうか。

日本の第8波も、まだまだピークが見えない状態ですが、中国の波は桁違い。
20日間で2億4千万人!!!2桁以上違うのだから恐れ入ります。凄まじいですね。


ブォン ナターレ

2022-12-25 22:47:53 | 美味しいもの!
クリスマスの夜を、真菅のイタリアンレストラン ロアジで楽しく過ごしました。

最後は、永松シェフも交えてワインをたらふく飲んで歓談
愉しい夜でした。

今日は驚いたことに、電話一回も鳴らず。ひょっとして電話の調子がおかしいのか受話器が上がったままなのかと、医院に確かめに行ったのですが、問題なかったです。

橿原市の休日診療所は検査待ちが150人とかでパンク状態だったという事です。明日の発熱外来、どうなるのでしょうか。泣いても笑っても、明日、明後日で坂根医院は終了します。私、明後日の夜から信州白馬に直行し、年末一杯スキー三昧の予定です。

年明けは1月6日から診療開始です。年末年始の間も、在宅患者さんに対しては、年末は留守番の医師、年が明けてからは私が対応しますのでご安心ください。

そんなところです。メリークリスマス ブォン ナターレ!!!!!

今日2枚目の死亡診断書

2022-12-24 21:35:34 | 新型コロナウィルス
なんて日だ!
昨日ベクルリー200㎎を投与した新型コロナ患者の80台男性、本日昼に亡くなってしまいました。

昨夜から状態は悪くて、救命を考えるならば、入院の上挿管→陽圧人工呼吸器を使用するか、ECMOの管理下に入るかしかないと思い、そのような説明もさせていただいたのですが、ご家族は希望されませんでした。ご本人も何度も「入院はいらん」と呟かれていましたし・・・・

今日は土曜日、クリスマスイブ 

午後は、役所はどこも休みでした。

保健所も動いていないだろうと思いながらお看取りをした午後2時過ぎに電話を掛けたら、なんと繋がりました。死亡確認した後、どうすればいいのか聞きたかったのです。

自宅でCOVID-19患者を看取ったケースは非常に稀なのだそうです。これまでは、病院か施設でお亡くなりになるケースだったので・・・と言いながら、所長以下、色々と調べて頂いたようですが・・・・管轄自治体の「町役場」には留守を預かっている守衛さんしかおられず、話になりませんとのことでした。

ご家族が頼まれたご近所の葬儀屋さんも、自宅で亡くなったCOVID-19患者さんは初だという事でした。電話で話してみると、とても物分かりの言い方で、「ご遺体は呼吸をするわけでも咳をされることもないので、接触感染さえ気を付ければ問題ないと思います。それよりも、ご家族たちは濃厚接触者なので無症状感染者の可能性があるので、そちらに気を付けてください。」と説明したら、納得していただけました。
病院や施設で亡くなった場合、ご遺体は施設で収納袋に収容してもらい、葬儀屋さんは、収納袋+棺桶に入ったご遺体を火葬場に直送する直葬なのだそうです。
今回は、葬儀屋さんの指示のもと、ご家族さんたちに収納袋に収めてもらったらどうでしょうと提案しました。どうなったかは分からないです。

兎に角、ご本人は今頃・・・・
半世紀ほどの時間をワープして、お母さんと会っておられるのではないでしょうか 苦痛など全くない、穏やかなお顔でした。


たった今、死亡確認してきました。

2022-12-24 03:17:25 | 在宅医療
先ほど、死亡確認して帰ってきました。
私、飲酒していたので、配偶者に起きてもらって、車の運転頼みました。

数時間前に状態が悪化したコロナ患者さんとは別な患者さんです。

100歳の方で、老衰と言って良いでしょう。ご家族に看取られての大往生でした。

私は、死亡確認に行き、ほんの1分ほどお邪魔しただけです。

私に連絡をくれたのは訪問看護師で、彼女は、私が到着する前から呼ばれていて、私の死亡確認を待って、死後の処置を始めます。

私が在宅医療を始めた20数年前は、私も死後の処置をしていました。
在宅医療の重要性が声高に叫ばれるようになって、訪問看護ステーションが出来始めた頃から、医師は死後の処置には関わらなくて良い様になり、最近では全く死後の処置に手を出すことはなくなりました。

昔は良かったの逆ですね。昔は大変でした。
今は、死後の処置を始め、訪問看護師のお陰でずいぶん楽に訪問診療が出来るようになりました。

在宅医療の中心は医師ではありません。訪問看護師です。
訪問看護師をサポートするのが医師の役割だと思っています。
綺麗ごとではなく、心からそう思います。

訪問看護師の訪問時間は、最低30分、長ければ1時間です。一方、私の訪問診療の平均時間は数分です。稀に30分、1時間滞在することもありますが、あくまでも例外です。医師は、効率的に患家を回って、指示を出すのが役割です。司令塔です。実際に動いて患者さんに対して医療処置をしてくれるのは訪問看護師です。

在宅医療はチーム医療、上下の関係ではなく、横並びの関係なんて馬鹿げたことを言う人もいますが、私は上下関係は明らかにあって、医師は司令塔で、訪問看護師やヘルパーさんは指令下の駒だと思っています。見下す気はありません。横並びの関係なんて口先で行っている奴に限って・・・・

ちょっと口が滑り過ぎたかもしれません。言いたいのは、訪問看護師には大いにお世話になっていて、彼女らのおかげで(男性の訪問看護師、未だ見たことが無いです)在宅医療は成り立っていると言いたいのであります。人間的には横並びは当然ですが、役割分担では横並びではない(しつこいなぁ!)

もう、寝ます。おやすみなさい!!