三重大医学部付属病院(津市)は9月11日、同病院の男性医師が約2年間にわたり、実際には投与していない薬剤(オノアクト)を「投与した」として診療報酬を不正請求し、カルテを改ざんしていたとする同大第三者委員会の調査結果を公表した。改ざんは約2200件に上り、不正請求は約2800万円に上る。
この報道に対して、私を始め、殆どの医師が疑問を抱いた「何で、勤務医が、自分の収入に全く無関係なレセプトの不正請求をしたのだろうか?」と
開業医であれば、使ってもいない薬を使いました と、 不正請求すれば、その分、そのままそっくり自分の収入増につながる。
だから、それなら、納得は出来る。でも、今は院外処方が主流になっているし、税務署だって誰でも思いつくそんな方法に対しては、色々な方法で目を光らせている。
それゆえ、この事件で、私の興味は2つ。
1つは、何でそんなことをしたのか?収入増に全くつながらないのに??
2つ目の疑問は・・・・なぜ、バレたのか です
開業医や、個人病院であれば、先ほども言いましたように、使っていない薬を使ったという不正は発生しやすい不正ですので、色々なところで目を光らせていると思うのです。ですが、公立病院でそんなことをしても、得する人は普通に考えるといないと思われるので・・・監視する人もいないと思うのです。
密室である手術室内での手術ミスがバレるのは、ほとんどが内部告発です。
今回も、オカシイ!と、感じた誰かの内部告発ですかねぇ
ひょっとすると、次期教授をめぐる「痛いところの探り合い」で、バレたのかもしれません。
ひょっとすると、次期教授をめぐる「痛いところの探り合い」で、バレたのかもしれません。
改ざんしていたのは臨床麻酔部の40代医師で、この薬剤の積極的使用を部内に指示していたのは、50代の教授だったとのことです。そして、この40代医師は、教授に良く思われたかったのが動機のようです。
これまでのところ、小野薬品からこの二人に直接的な金銭の授受は認められていないようですが・・・・教室への寄付はあったようです。
小野薬品の株価、この5日間で下がっているかと思ったら・・・・
上がっているじゃありませんか!!! 来週は下がるのでしょうかねぇ
小野薬品の株価、この5日間で下がっているかと思ったら・・・・
上がっているじゃありませんか!!! 来週は下がるのでしょうかねぇ
薬剤に罪は無いのだけれど・・・
腑に落ちました。
私とは無縁の世界です
馬鹿だねぇ と、思われるでしょうが、ご本人たちは必死なのですわなぁ
小さな異世界、異宇宙
ですねぇ