命のカウントダウン(健康余命3605日)

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COVID-19患者さんのロシアンルーレット

2020-03-01 22:15:03 | 新型コロナウィルス

標準予防策を徹底しても、COVID-19患者さんが来院されたことが分かれば、来院後2週間の休診は余儀なくされそうです。

動線を他の患者と重ならないようにし、診察も完全防備で行えるようにしたいのですが・・・・

N95マスクは勿論、個人防護具(PPE; Personal Protective Equipment)が手に入らないので、どうしようもありません。

PPEを手に入れるように努力はしますが、足元を見て暴利をむさぼる業者に金を与えたくはないです。

幸運を祈るしかないのでしょうかねぇ!!

 

感染対策
1)標準予防策の徹底
新型コロナウイルス感染症に対して、感染対策上重要なのは、まず呼吸器衛生/咳エチケッ
トを含む標準予防策の徹底です。ウイルスを検出する検査を行わなければ感染例と非感染
例を明確に区別することはできませんので、全ての患者の診療において、状況に応じて必要
な個人防護具(PPE; Personal Protective Equipment)を選択して適切に着用してください。
コロナウイルスはエンべロープを有するため、擦式アルコール手指消毒薬は新型コロナウ
イルスの消毒にも有効です。手指衛生は適切なタイミングで実施してください。
2)感染経路別予防策
新型コロナウイルスの感染確定例および疑い例に対しては、飛沫感染予防策と接触感染予
防策の適応となります。気道吸引、気管挿管などエアロゾルが発生しやすい状況において
は、医療スタッフはゴーグル、ガウン、手袋に加えて N95 マスクの装着が推奨されます。
なお、N95 マスクの使用に際しては、事前にどのサイズの N95 レスピレータが自分の顔に
合うかを調べるフィットテスト、および着用の際に正しく着用できていることを毎回確認
するシールチェックを行うことが重要です。
一般的にタイベックⓇスーツの着用は必須ではありません。
3)外来患者への対応
現時点においては、発熱や呼吸器症状を訴える患者が外来を受診しても、新型コロナウイル
ス感染症の患者に遭遇する確率はかなり低いと考えられます。通常の一般外来で発熱患者
に対応する職員は、常時マスクを着用し、手指衛生の徹底をはかります。
事前に感染リスク(湖北省への渡航歴または、湖北省に滞在歴のある人との濃厚接触)が
あることを申告して受診される場合は、他の患者と導線を切り離して対応できる場所を確
保し、診療を行うことが望ましいと考えられます。疑い例定義に合致する患者に対応する医
療スタッフは、それぞれの曝露リスクと施設の基準に応じて個人防護具を装着します。特に
エアロゾル発生手技(例: 気道吸引や気管挿管など)では N95 マスクの装着が推奨されま
す。
外来に多くの発熱患者が訪れた場合は、インフルエンザ流行期の対応に準じて、外来で適
切な場所を確保して他の患者との距離を保つように工夫します。



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