発電機を降ろした収納庫を解体した。
がっちり作り込んでいたので解体も大変だった。
発電機を降ろすと、この様になっている。
収納していた枠の内側には反響防止のタイルカーペット、外側には防音ゴムシートが張り付けられている。
底はゴム製の振動防止クッション4個を取り付けたスライド式台座で、これに発電機を乗せていた。
更に扉に接する枠の縁にもクッションを張り付け、間違っても収納庫内から排ガスと騒音が車内に漏れない細工を施している。
また、扉の内側に厚手の耐熱性防音シートを張り付けている。
台座の下には補強用の角材が二本。
これを取り付ける前は走行中の振動でスライドレールが直ぐに壊れてしまった。
発電機の重さに耐えきれなかったようだ!
スライドレールは発電機のエンジンオイル交換する時に本体を引き出すため必要な機能である。
敷居滑りを張り付けた角材で発電機の重量を受け止め、スライドレールに負荷が掛からないようにしたら、その後壊れる事は無かった。
外側の防音シート、内側のタイルカーペットと縁のクッションを剝ぎ取った人造大理石の白い枠。
その奥の丸い穴二つは空気取り入れ口。
左側はガソリンタンク収納庫跡で、木枠を取り払い何もなくなった状態。
扉から排熱・排気カバーを取り外す。
耐熱吸音材を張り付けたカバーの内側とドアも煤で黒くなっている。
排熱・排気を下向きにするルーバーも扉から取り外した。
カバーを取り外した跡はプラスチック板で塞いだ。
解体した部材を並べてみると、かなりの量だった。
先ずは人造大理石の板4枚、これが重かった。
発電機を乗せていたスライド台座とガソリンタンクを収めていた板など。
これらを組み立てる際に使っていたアルミアングルとスライドレール。
内側に張り付けていたタイルカーペットと外に巻いていた防音ゴムシート
発電機をコントロールしていた滑車と組み立てに使っていた小さなボルト・ナット類。
使っていたネジの多さに、自分でもビックリ!
解体してみて、作る時の大変さを思い出した。
でも、仕掛けを図面に落とし、作り込む作業の楽しかった思い出の方が遥かに多い。
これで発電機を降ろす作業は完了。
発電機が25kg、ガソリンタンクが10kg(それぞれ燃料が満タンで)、それに人造大理石や台座、材木などを含めると総重量は60kgほどになった。
これだけ軽量化出来たことは車にとって良い事だ。
次はこの場所をどの様に使うか?
それを考えるのが、また楽しい!
やはり発電機を降ろしましたか!!
騒音を抑えるのと車内から操作する仕掛けに苦労しました。
苦労して作り込んだだけに、やはり寂しさは有りますね。
空いた収納場所の利用方法は概ね決まりました。
今はそれを作り込んでいます。
うちは発電機BOXをそのまま載せられましたので、取外して保管しています。
今では、最初に設置されていたゴミ箱を取付けて、中には焚火セツトを入れています。
どこでも思い立ったときに焚火が出来るようになりました。
撤去後はかなりの空間が生まれますね。
かなり考え苦労して組み込んだものですから一抹の寂しさは有ります。
でも、新しい収納庫として使えるので、それで良しとします。
何を収納するのか楽しみです。