茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

茶筅供養

2010年05月28日 | Weblog
建長寺さんで茶筅供養がありました。
20名ほどのお坊様方の読経の声が響く中、
使い古した茶筅を
鉄篭の中にくべて焚き上げ、
 日頃茶道に精進できる事への感謝と
 茶筅のご供養を行う
という行事です。
参加費が1万円もするので
ちらっとのぞき見て
外人さん達と一緒に
外から写真を撮っていました。

お茶をなさっている皆さんは
使い古した茶筅をどのようにしているのでしょう。
ずっと前ですが、
海岸に穴を掘って
小さな焚き火を起こして
茶筅を燃やしたことがあります。
お稽古に来ている小学生中学生達が
とっても喜びました。
茶筅さんがお星様になったね
なんてかわいいことをいいながら
感謝するひとときを持ったのです。

でも、
実は海岸での焚き火は禁止されています。
先生、まずいことをしてしまいました。
あの夜のことは
みんなの秘密ということで、
では次回からどうしたかというと
炉の中で燃やしてしまいました。
小さく砕いてくべました。
それでもちょっと炎が立って
あ、これももうやめようと
反省しました。

次に考えたのは
お正月のどんど焼きです。
近所の神社に立つ炎の中に
なんとなく密かに
お茶筅もくべさせていただきました。

でも現在、
我が家には12本の使い古したお茶筅がたまっています。
どんど焼きを逃した今年、
この子達をどう供養したらいいのかわかりません。
やはり、ゴミ箱には捨てられないです。
本来はお茶筅を炊きあげた残りの灰を
炉に戻したいわけですから、
ん~、
今、考えているのは、
バーベキューケトルか七輪です。
どーなることやらです。


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