
ついに還暦になりました!
60年も生きてきたのに、60年分の歴史や生きてきた感を全く感じてないカフェオレ。
それだけ何も成し遂げることなくダラダラ過ごしてきちゃったんだろうね
夏最後のあがきなのか、10月だというのに真夏日
の土曜日、娘達が代官山のオシャレなイタリアンで還暦祝いをしてくれました。
そんな気を使わなくていいよ~
と思って今まできたけど、せっかく私のために計画してくれたことだから喜んで受け入れた方が気持ちがいいんじゃないかと思い直し、素直にお祝いしてもらうことにした。
ちなみに母は招待されなかったが、例のごとく当日になって「血圧が高い
」「お腹が痛い」と言い出した。
スルーして出かけたけど
さて、その洒落乙なレストランでは個室を予約してくれていた。
ちびっ子達がいたから…というのもあったと思う。
部屋に入るとこんな感じでセッティング。
お皿の上に乗っているのはこの日のメニュー表である。

まず最初に出されたのはメニューには載ってない突き出し的なもの。


クリームチーズがサーモンに巻かれている。
次にパンが運ばれてきた。


手前のガラスの器にオリーブオイルが注がれて、熱々のパンをつけていただく。
オリーブオイルはちょっぴりスパイシー。
実はこのオリーブオイルの器、最初はどう使うかわからなかった。
裏が空洞になっているので、裏返してフィンガーボールとして使うんだよなどと予想しながら話していたら、ウエイターさんが裏は返さず小さな窪みにオリーブオイルを注いだのでなるほど~となった。
次は穴子とストラッキーノというチーズを使った前菜(だと思う…メニュー表には食材しか記されていないので
この店のコンセプトらしい)。


上の部分がパイでサクサクして美味しかった。
そして渡り蟹とアンコウとトマトを使ったスパゲッティ。


麺がアルデンテより硬く、でも芯まで火が通ってるっていう硬さ。
家庭では出せない食感と味。
次もパスタ。熊本あか牛とサマートリュフが入っている。


正直本物のトリュフを食べたの、初めてかも
娘①は香りに感激してたけど、私はふ~ん、こういう香りなのかと。
どういう香りなのか…シナモンぽい感じがしたんだよね、わたし的には。
次はお魚かお肉かをチョイスできるメイン料理。
私と娘①はお肉(金華豚のグリル)

豚肉なのに牛かと思うくらい柔らかかった。
右の黒いものは竹炭のお塩。
夫と娘②はお魚(イトヨリ鯛のポアレ)


ドルチェはピスタチオのムースにミックスベリーソースがかかったものだが、私のだけ特別仕様


食後の飲み物はいろいろ選べたのだが、私はミントティーをチョイス。


贅沢で家族そろっての素敵な時間。
本当にありがとう、娘たちよ。
あ、でもね、スマートカジュアルとはいえドレスコードがあるようなお店は緊張の連続だった
まずそのオリーブオイルの器が謎だったし、パンもどのタイミングで食べるのかわからなかった。
パンは多分食事と一緒に、例えばお料理のソースをつけながらいただいたりするんじゃないかと思うけど、カフェオレ家は料理が運ばれてくる前にあらかた食べてしまい、ウエイター氏に「そんなに先に食べられたら料理がくる前にお腹がいっぱいになる」的な指摘を受けた
そう言われて慌てて食べかけを置いて後からいただいたが、最初食べた時は熱々のふわふわだったパンが後から食べた時はカッチカチだったので、益々どのタイミングで食べるのかわからなくなった。
子どもにも対応するとのことだったが、結局子どもたちにはスパゲティしか運ばれてこなくて「お腹空いた~」と言っていた。
それはこちらが注文しなかったからだけど、「お子様にはパスタをご用意しています」とのことで、パスタに使う食材を聞かれたりしたが、大人はコース料理だったので子どももパスタ以外に何か出ると思ってた。
娘達がどういう風に予約してあったのかわからないけど、その後子ども用の料理については何も聞かれなかったし、娘達も「これだけ?」って顔してた。
どうやら夜は子どもNGで、昼間も子どもはめったに来ない大人な店なんじゃないかな。
2~3歳の幼児じゃないから、そんなに騒いだりお行儀が悪かったとも思わなかったけど、ウエイター氏に何回か注意されてしまった
駅からお店までの道中、代官山はどこも人が行列だったが、このお店に入った時は開店直後ということもあって席がまだ空いていた。
そんなこともあって、店に入るなり孫①が「人気がないお店だね~」などと発言したから恨みを買ったのか
まさかね
そしてお料理が運ばれてくるとウエイター氏が説明をしてくれるのだが、小声で聞いたことない単語連発だから何言ってるかさっぱりわからなかった
(笑)
こっちも特に聞き返すこともなく終わったが、今思えばわからなければ何回も聞き直して、メモれば良かったなと思った。
(そうすればブログにも詳しく書けた 笑)
多分ウエイター氏も「こいつら知ったかぶりしてるけど、言ってもわからないだろうな~」と思いながら説明してたんだろうと思う。
うん、そういうオーラが出てた。
例えばトリュフを使ったクルクルのパスタ、そのパスタの名前を言ってたけど、長くて横文字でよくわからなかった
こっちも知らないことは素直に聞いて、名前だけでなく、もっと「ポアレって何ですか?」とか「それはどんなソースですか?」とか「何を使ってるんですか?」とか、突っ込んで聞けば良かったと。
だって、仕事とは言え、相手はわからないからスルーしてるのわかってるのに一生懸命説明するのって空しいし、時間の無駄だもんね。
時間の無駄を承知で聞いてない説明をわざわざさせるのも失礼な気がする。
まぁ、分不相応な店に行くならちゃんとマナーを勉強してから行けって話かもしれないけど、これからは知らないことは素直に知らないと言って、聞く。
ということを心がけたいと改めて思った。
(あ、もしかしてアレコレ聞くのはかえってマナー違反なのか
)
そんなこんなな顛末はあったけど、本当に娘達には感謝です。
そして還暦過ぎても改める点に気づかされたことにも感謝。
これからも家族そろって健康で楽しい60代を過ごせたらと思うカフェオレです。