今日は朝、7MHzを聞くとコンテストが始まっていました。こんな日は10MHzに避難します。
しかし天気も快晴だった為、以前入手した移動用のホイップアンテナを試したくなりました。このホイップアンテナは移動好きの方なら皆さんご存知のRHM-12というHF帯オールバンド対応のモノです。ホイップというよりもバーチカルアンテナの性格が強く、グランドラジアルを地面に這わせて使うことが推奨されています。
私はモノグサなので、最初はマグネット基台にアース・マットを付けて試みましたが、どうにも上手く整合しません。諦めて一旦は帰宅したのですが、このままでは寝つきが悪いと思いましてジャンク箱に丸めてあった5mほどの電線を1本持って再度外出しました。場所は柏市の手賀沼沿いの場所です。
他の移動局が多く採用しているスタイルとほぼ同じ様にして再度調整です。給電点はなるべく地面に近くして1本だけのラジアルを展開します。結果はバッチリで7MHzと10MHzの両方で良好に整合が取れました。しかしSWRが低いのと飛びが良いのは別問題ですので、早速オンエアで見極めです。
結果としては10MHzで9エリア・5エリア・0エリアの各OMと十分な和文ラグチューを楽しむことが出来ました。普通の移動と異なり、和文CWでラグチュー3局というのは結構な時間を要します。しかし外の景色を見ながらCWでラグチュー出来るというのは格別です。5エリアのOMとは双方で出力(10W~5W)を変えたりしながらレポート交換も出来まして、このアンテナの実用性を確認する事が出来ました。
但し、短縮型の宿命で調整はクリチカルなのでアナライザーは必携です。アナライザーならば一発ですが、勘とリグだけだと時間も掛かるしイライラします。
これら一式を山歩きに携行するのはチョット無理がありますが、短波なら標高はあまり関係しませんので山歩きを楽しんだ後に麓の駐車場や野原で運用するのが現実的だと思います。試験運用結果も良好でしたのでよく眠れそうですhi
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