先日、このブログでもご紹介させていただいた「ムヨレコ丸通信室」さんの動画を時間のある時には色々と拝見しています。
今日、拝見したこの動画はとても興味深く和文モールスが今でも活躍する場面が描かれています。文面や局名は仮想ですが、恐らく現実の通報もこのように行われ災害時などには通信士が書き取って船長に報告するのでしょうね。
速度的には標準速度で打電されていると思いますが漁業無線の免許一覧等を参照するとHF帯の低い周波数が使用されており時間やコンディションによっては厳しい受信状況の時もあるかもしれませんね。
地元千葉県に設置されており、A1Aの免許もある「JHC」のホームページを見たのですが、通信課の通信卓の写真には3台のキー(ベンチャー、MK6、そして縦振れ)が置いてあり、何とキーヤーはGHD製の民生品でした。チョッと意外ですが妙に親近感を持ちました(笑)
最近は千葉県辺りでの地震が頻発しており、警戒感が強くなっていますがそのような時には家族の安否確認等も含めて、和文モールスによる電報が飛び交うのでしょう・・(そうならないことを願っています) 私は以前、仕事の出張時に仙台の震災に遭遇した経験もあり心配は人一倍なのかもしれません。とにかく携帯・スマホなんて何の役にも立ちませんでした。