文屋

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◆昔のCDと今のCDでは、音がこんなにも違うのか、と唖然。

2005年10月19日 19時22分29秒 | 音楽

ぼくが無知だったのか。
この前、中古CDショップでマイルスの「カインド・オブ・ブルー」が
かかっていた。
なんとなく聴き慣れた音と違う、音だけでなく、全体の演奏が違う。

それで、店員に聞いたら、
「何年前のCDをお持ちですか?」と言う。

ぼくのは、CDというものがこの世に出現した頃に
喜び勇んで買った盤だから、何年頃だったろう。
多分、80年代の後半頃だろうか。

見たら、定価が3500円だ。



新しいCDは冒頭の「So What」の
ピアノとベースの音が
くっきり分かれている。

前に「マイルストーン」というアルバムを
CDに買い換えて、ふと思ったことと近い。
ベースの音の粒が驚くほどクリア。



タワーレコードで「カインド・オブ・ブルー」が
一曲、別テイク入りで、1280円。

なるほど、こりゃ、別物だ。

てなことで、えっ、もったいない話。



ついでに、ジョン・バルビローリ指揮・ウィーンフィルの
「ブラームス交響曲集1〜4番他入」を1780円で買う。

こちらは、3番のみを、旧セラフィム盤で持っていた。

いくら下品だなんだかだ言われようと、
ぼくは、バルビローリのとろとろが大好き。

昔と今のCDの音の違い

この辺の事情くわしい人、教えてください。