2009年4月18日 四ッ岳
3月15日の四ッ岳で大滝川渡渉地点に残置してきたTRABの板。
あの時は新しい板を購入するきっかけを山が与えてくれたのだけれど、そのまま板を放置することは、四ッ岳に対してもTRAB君にも申し訳がたたない。
といいつつ、先週は焼山に浮気をしてしまったのだが、あまり時期が遅くなると四ッ岳も藪山と化して回収が困難になることから、今週はTRAB君回収作戦を実行することにした。
前夜21時30分出発するが、長良川SAで早くも撃沈。何とか復活するも白鳥除雪エリアで再度沈…平湯に到着したのは7時を回っていた。
あ~この時間からじゃ、今日もグサグサ雪にやられてしまう。
7時40分。平湯キャンプ場出発。
雪はすっかり消えており、板を担いで歩き出す。
キャンプ場の先、1段目の急坂の取り付きに立ち、愕然。
雪がまったく、無い。
笹が密生する間を漕ぎながら1段目を登りきる。
台地に上がれば雪が現れたが、雪は汚くてこの先の積雪量も不明なためそのままツボ足。
融雪が進んでそこらじゅうに潜む落とし穴に見事にはまりながら前進。
2段目への急坂を苦労して上がる。2段目の台地で雪が落ち着いてきたのでシール歩行開始。
2段目の台地にはそこらじゅうに熊さんの足あと。
ホイッスルを吹いたり、森の熊さんを唄いながら前進。
そして渡渉地点に到着する。いつもより沢の水音が大きく聞こえるのは気のせい。
大滝川まで滑り下りるが…
スノープリッジが無い…
水量は多くないので、なんとかなりそう。でも意外と雪の壁が高くて足がかりが無い。
なるべく濡れない徒渉ポイントを探してみると、1箇所だけ石がステップになって雪壁を乗り越えられるところがあるので、そこから這い上がる。
そこにはカモシカの足跡もついていた。やっぱ動物さんはポイントをよく知っているねと感心する。
右岸沿い埋没地点に進むと、TRAB君は板が外れた斜面から数メートル下の通り道に全身を露にしてお行儀よく横たわっていた。
TRAB君に再会するの図。誰かが斜面に置いてくださったのだろうか。
とりあえず回収はできそうだ。
さて、まだ時間は十分。TRAB君にはもう暫くここで横になっていてもらって、僕は新しい相棒とちょっと山頂まで行ってきます、ごめん。
四ッ岳、数度目にして始めて自分でコース取り…
前回ようやくルートが頭に入ったので、なんとか迷うことなく樹林帯を越えた。
上部の斜面に出ると、そこには素晴らしいザラメ斜面が。
表面1~2センチが緩んでその下は完全フラットの1枚バーン。
う~ん、先に滑るべきか、頂上を踏んだ後にごちそうになるか迷うところだが、とりあえず山頂を目指す。
12時10分。四ッ岳山頂。
誰もいない山頂。今日も北アルプスがきれいです。
昼食を摂って下山開始。
フラット斜面の極上ザラメに昇天しそうな快適クルーズです。
いつもはカリカリの斜面も極旨。
ここが一番気持ちよかったところ。
あまりに気持ちがいいのでシールを貼って登り返す。
2本目は斜面右手(上部から見て)の樹林帯へトラバースしてから滑走。
こっちは下部に行くにしたがって、雪が重くなってきた。
樹林帯に入ると雪面が荒れ、木の枝葉がいっぱい落ちているためあまり快適に滑ることができない。
何度か迷いそうになるのをGPSで修正しながら大滝川まで下る。
大滝川でTRAB君と再会。お待ちどうさんです。
ザックにアトミックとTRABの3本をくくりつけて渡渉。
雪が汚いので新板で滑るのは嫌だなぁ、と思って暫く担ぎで歩いたが、足元の落とし穴に落ちるの連続で、下手すると捻挫してしまうので板を履いて1段目台地末端まで滑走。
雪が切れたところで笹藪帯に突入。
スキーブーツが笹の枝に滑って滑って何度も転ぶ。
汗と土でドロドロになりながらキャンプ場に降り立ってようやくひと息。
駐車場に到着したら、とりあえず荷物を車にほり込んで、ひらゆの森に直行ざぶん。
お風呂に浸かって、飯を食って、ちょっと仮眠したら、次の目的地扇沢に向けて移動開始。
明日は1年ぶりにKさんと再会、蓮華大沢右俣に初チャレンジだ。
3月15日の四ッ岳で大滝川渡渉地点に残置してきたTRABの板。
あの時は新しい板を購入するきっかけを山が与えてくれたのだけれど、そのまま板を放置することは、四ッ岳に対してもTRAB君にも申し訳がたたない。
といいつつ、先週は焼山に浮気をしてしまったのだが、あまり時期が遅くなると四ッ岳も藪山と化して回収が困難になることから、今週はTRAB君回収作戦を実行することにした。
前夜21時30分出発するが、長良川SAで早くも撃沈。何とか復活するも白鳥除雪エリアで再度沈…平湯に到着したのは7時を回っていた。
あ~この時間からじゃ、今日もグサグサ雪にやられてしまう。
7時40分。平湯キャンプ場出発。
雪はすっかり消えており、板を担いで歩き出す。
キャンプ場の先、1段目の急坂の取り付きに立ち、愕然。
雪がまったく、無い。
笹が密生する間を漕ぎながら1段目を登りきる。
台地に上がれば雪が現れたが、雪は汚くてこの先の積雪量も不明なためそのままツボ足。
融雪が進んでそこらじゅうに潜む落とし穴に見事にはまりながら前進。
2段目への急坂を苦労して上がる。2段目の台地で雪が落ち着いてきたのでシール歩行開始。
2段目の台地にはそこらじゅうに熊さんの足あと。
ホイッスルを吹いたり、森の熊さんを唄いながら前進。
そして渡渉地点に到着する。いつもより沢の水音が大きく聞こえるのは気のせい。
大滝川まで滑り下りるが…
スノープリッジが無い…
水量は多くないので、なんとかなりそう。でも意外と雪の壁が高くて足がかりが無い。
なるべく濡れない徒渉ポイントを探してみると、1箇所だけ石がステップになって雪壁を乗り越えられるところがあるので、そこから這い上がる。
そこにはカモシカの足跡もついていた。やっぱ動物さんはポイントをよく知っているねと感心する。
右岸沿い埋没地点に進むと、TRAB君は板が外れた斜面から数メートル下の通り道に全身を露にしてお行儀よく横たわっていた。
TRAB君に再会するの図。誰かが斜面に置いてくださったのだろうか。
とりあえず回収はできそうだ。
さて、まだ時間は十分。TRAB君にはもう暫くここで横になっていてもらって、僕は新しい相棒とちょっと山頂まで行ってきます、ごめん。
四ッ岳、数度目にして始めて自分でコース取り…
前回ようやくルートが頭に入ったので、なんとか迷うことなく樹林帯を越えた。
上部の斜面に出ると、そこには素晴らしいザラメ斜面が。
表面1~2センチが緩んでその下は完全フラットの1枚バーン。
う~ん、先に滑るべきか、頂上を踏んだ後にごちそうになるか迷うところだが、とりあえず山頂を目指す。
12時10分。四ッ岳山頂。
誰もいない山頂。今日も北アルプスがきれいです。
昼食を摂って下山開始。
フラット斜面の極上ザラメに昇天しそうな快適クルーズです。
いつもはカリカリの斜面も極旨。
ここが一番気持ちよかったところ。
あまりに気持ちがいいのでシールを貼って登り返す。
2本目は斜面右手(上部から見て)の樹林帯へトラバースしてから滑走。
こっちは下部に行くにしたがって、雪が重くなってきた。
樹林帯に入ると雪面が荒れ、木の枝葉がいっぱい落ちているためあまり快適に滑ることができない。
何度か迷いそうになるのをGPSで修正しながら大滝川まで下る。
大滝川でTRAB君と再会。お待ちどうさんです。
ザックにアトミックとTRABの3本をくくりつけて渡渉。
雪が汚いので新板で滑るのは嫌だなぁ、と思って暫く担ぎで歩いたが、足元の落とし穴に落ちるの連続で、下手すると捻挫してしまうので板を履いて1段目台地末端まで滑走。
雪が切れたところで笹藪帯に突入。
スキーブーツが笹の枝に滑って滑って何度も転ぶ。
汗と土でドロドロになりながらキャンプ場に降り立ってようやくひと息。
駐車場に到着したら、とりあえず荷物を車にほり込んで、ひらゆの森に直行ざぶん。
お風呂に浸かって、飯を食って、ちょっと仮眠したら、次の目的地扇沢に向けて移動開始。
明日は1年ぶりにKさんと再会、蓮華大沢右俣に初チャレンジだ。
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