昨日から2日間山スキーに行ってきました。
初日は乗鞍岳、二日目は大日ヶ岳です。
まずは乗鞍岳のレポートからです。
*****
2007年2月16日 乗鞍岳(肩の小屋)
前夜乗鞍高原の駐車場に到着した時は新雪20cm。
強風が吹き付けていた。
天気図によると移動性高気圧の張り出しが遅いのだが…
朝起きると、やはり強風は収まっていなかった。
天気は安定傾向なのでゆっくり出発することに。ニ度寝をする。
10時18分。
ゲレンデトップからシール登高開始。
既に単独行の方が朝早くから登り、滑走も終えたようで、シュプールが一本残っていた。
あの強風の中を凄いですね。
トレースは風で消えている所が多かったですが、所々使わせていただきました。
11時25分。
標高2,300mあたりで右手に穂高連峰が見える。
行く手正面には乗鞍が完璧な美しさを魅せる。
楽しい登り
針葉樹林帯は新雪を纏い、気分を高めてくれる
位ヶ原への急登に差し掛かるあたりから、上部から吹き降ろす風が強くなる。
叩きつける風に、一瞬にして顔の感覚が無くなる。
今日は位ヶ原で撤退か?
位ヶ原への急坂は深雪と強風に難儀した。
11時55分。
位ヶ原に出た。
北西から強風が襲い、顔面が凍りつきそう。
目出帽を携行していなかったのでタオルで顔面を覆ってしのぐ。
かなり怪しいけど、僕たち2人以外に人はいないので気にしない。気にしていられない。
時刻は12時を回っていたが、もう少し進めば摩利支天が風除けになって少しは風が弱くなるだろう。
肩の小屋を目標とし無理と判断すれば引き返す、ということで意見一致。前進する。
状況はキビシイが、その分だけ景色は冬の荘厳さを増し、素晴らしい。
二人ともブリザードに悪戦苦闘しながらも写真を撮る撮る。
しかし低温でデジカメの電池が弱り、かなり撮影は手間取った。
青い空に飛行機雲
ブリザードの中を行く。
猫岳に登った時より白い輝きが増したように思える穂高連峰
風が厳しさを増すほど美しくなるシュカブラ
肩の小屋。青空が心の支え。
13時22分。
肩の小屋に到着。
今日はここまで。小屋を風避けに腰を下ろし、改めて周囲の絶景に目をやる。
空気の透明度がとても高く、中央アルプスから南アルプス、八ヶ岳の山々がいつにも増してクッキリ見える。
13時40分。
滑走開始。
位ヶ原からずっとガリガリの斜面だったので滑りは楽しくないだろうと思ったが予想外に快適。摩利支天のすそ側にコースを取れば、パウダーが吹き溜まっていて快適にクルージングできる。
TOKKEN君スタート。
シールが効かない程サラサラのアスピリンスノー。
登る時は苦労したが悩殺の感触。
滑っているのはTOKKEN君。
14時00分。
名残惜しむように位ヶ原からの景色をカメラに収める。
風に耐えるダケカンバの姿が美しい
大きいよね、乗鞍。
何度も見返る。なかなか下山できません…
位ヶ原から下ると、午後でもパウダーは残っていた。
初っ端、深雪に板を残したまま大転倒。板を捜索するのに苦労した。
あとは、緩急繰り返すパウダー斜面にシュプールを描いて楽しむ。
もっとスキーが上手ければ、楽しさ数倍なのだろうが…
雪を蹴散らすTOKKEN君。
再び乗鞍の麗姿を仰ぎ見る。
14時40分。
ゲレンデトップに無事到着。
ブリザードに四苦八苦したが冬の乗鞍とパウダーを満喫した一日だった。
初日は乗鞍岳、二日目は大日ヶ岳です。
まずは乗鞍岳のレポートからです。
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2007年2月16日 乗鞍岳(肩の小屋)
前夜乗鞍高原の駐車場に到着した時は新雪20cm。
強風が吹き付けていた。
天気図によると移動性高気圧の張り出しが遅いのだが…
朝起きると、やはり強風は収まっていなかった。
天気は安定傾向なのでゆっくり出発することに。ニ度寝をする。
10時18分。
ゲレンデトップからシール登高開始。
既に単独行の方が朝早くから登り、滑走も終えたようで、シュプールが一本残っていた。
あの強風の中を凄いですね。
トレースは風で消えている所が多かったですが、所々使わせていただきました。
11時25分。
標高2,300mあたりで右手に穂高連峰が見える。
行く手正面には乗鞍が完璧な美しさを魅せる。
楽しい登り
針葉樹林帯は新雪を纏い、気分を高めてくれる
位ヶ原への急登に差し掛かるあたりから、上部から吹き降ろす風が強くなる。
叩きつける風に、一瞬にして顔の感覚が無くなる。
今日は位ヶ原で撤退か?
位ヶ原への急坂は深雪と強風に難儀した。
11時55分。
位ヶ原に出た。
北西から強風が襲い、顔面が凍りつきそう。
目出帽を携行していなかったのでタオルで顔面を覆ってしのぐ。
かなり怪しいけど、僕たち2人以外に人はいないので気にしない。気にしていられない。
時刻は12時を回っていたが、もう少し進めば摩利支天が風除けになって少しは風が弱くなるだろう。
肩の小屋を目標とし無理と判断すれば引き返す、ということで意見一致。前進する。
状況はキビシイが、その分だけ景色は冬の荘厳さを増し、素晴らしい。
二人ともブリザードに悪戦苦闘しながらも写真を撮る撮る。
しかし低温でデジカメの電池が弱り、かなり撮影は手間取った。
青い空に飛行機雲
ブリザードの中を行く。
猫岳に登った時より白い輝きが増したように思える穂高連峰
風が厳しさを増すほど美しくなるシュカブラ
肩の小屋。青空が心の支え。
13時22分。
肩の小屋に到着。
今日はここまで。小屋を風避けに腰を下ろし、改めて周囲の絶景に目をやる。
空気の透明度がとても高く、中央アルプスから南アルプス、八ヶ岳の山々がいつにも増してクッキリ見える。
13時40分。
滑走開始。
位ヶ原からずっとガリガリの斜面だったので滑りは楽しくないだろうと思ったが予想外に快適。摩利支天のすそ側にコースを取れば、パウダーが吹き溜まっていて快適にクルージングできる。
TOKKEN君スタート。
シールが効かない程サラサラのアスピリンスノー。
登る時は苦労したが悩殺の感触。
滑っているのはTOKKEN君。
14時00分。
名残惜しむように位ヶ原からの景色をカメラに収める。
風に耐えるダケカンバの姿が美しい
大きいよね、乗鞍。
何度も見返る。なかなか下山できません…
位ヶ原から下ると、午後でもパウダーは残っていた。
初っ端、深雪に板を残したまま大転倒。板を捜索するのに苦労した。
あとは、緩急繰り返すパウダー斜面にシュプールを描いて楽しむ。
もっとスキーが上手ければ、楽しさ数倍なのだろうが…
雪を蹴散らすTOKKEN君。
再び乗鞍の麗姿を仰ぎ見る。
14時40分。
ゲレンデトップに無事到着。
ブリザードに四苦八苦したが冬の乗鞍とパウダーを満喫した一日だった。
来月に行こうかと友達と相談していたところです。
名残惜しくて何回も振り返る気持ちはよく解ります。
風は辛かったですが、景色は文句なしでした。
僕も山を眺めて乾パ~イといきたいところですが、そんな余裕は無かったです…
この暖冬でも乗鞍なら3月、4月も十分楽しますよね。この春の貴重なエリアになりそうです。
おかげでパウダーと景色を満喫できました。
写真アップが遅くなってごめん。
また更新楽しみにしてます。
ほんと、おかげさまで最高の景色でした、感謝です。
写真頂戴しました。素敵な写真です。また更新に使わせていただきます(笑)