’07シーズンの初回は猫岳を目指すことにしました。
前日ゲレンデで足慣らしをした後、梓湖下の道の駅で車中泊。朝は-7℃。意外と冷え込まなかった。
安房トンネルを抜けて登り口に到着すると3人パーティーさんが準備をしていました。
6時55分。遅れて出発。空は快晴。予報では気温が上がるらしいので早めに行動したかったが既に日の出の時刻です。
西の空には月と白山。
シーズン初めのシール登高はどこかぎこちなく動作が安定しません。
まずは牧場の中をゆっくり歩きます。
先行パーティの先を失礼して牧場を離れ、第3尾根を上がります。
土曜日あたりに入山された方のものと思われるしっかりしたトレースを使わせていただきました。
8時35分。夫婦松に上がると展望が広がります。
遠く白山のたおやかな峰々が元気づけてくれます。
槍穂高連峰もこのとおり。
どんどんボルテージが上がっていきます。
トレースは針葉樹林の中を緩やかに進み、時折スカイラインのカーブに出合う絶妙なコース取りでした
9時50分。猫岳が見えました。
これを近いと見るか、まだまだ遠いと見るか。僕には凄く遠くに見えました。
当初の予定では猫の小屋を左手に確認してもう一つ上のカーブに登ったところでスカイラインを辿るはずでしたが、そのまま大崩山の尾根に取り付きました。
大崩山への尾根を登るにつれて西寄りの風が騒がしくなり、樹林の中をゆく僕を不安にさせます。
今日は頂上まで到達できるのか心細くなりました。
10時45分。通過する予定のなかった大崩山頂。東側は切れ落ちているので西寄りに樹の間を通り抜けます。
不意に広がる大展望に歓喜。
雪原の向こうに乗鞍の峰々が白く、神々しく鎮座していました。
ここから猫岳までは楽勝ムード。
360度の展望に心弾ませながら登って行きます。
猫岳の斜面に広がる芸術的な模様。
あまりに美しく、トレースをつけるのが申し訳ない気がします。
見るものすべてが美しい、と小生かなり興奮気味。
11時15分。猫岳山頂。
山頂は強風が吹きぬけていましたが、気温が高いので我慢できます。
四方に見える山を一つ一つ確認しながら至福のひと時を過ごします。
でっかい乗鞍、いつまでも見ていたい。
11時50分。下山開始。
登る時、あんなにいとおしかった?シュカブラも滑る段には恨めしい…
殆ど滑降を楽しめずに大崩山とのコルに下りてしまう。
左手に雪の溜まった沢が確認できるのでそのままスカイラインに下ってゆくが…
深雪でターンが決まらない。完全に僕の未熟なスキーの負け!
ストレスを感じながら高度を下げていると、満足な滑りもないままにスカイラインに降り立ってしまいました。
スカイラインには降り積もった雪に板が沈み込んで滑走できず。ただ、雪の量は平年に比べて少ないのでしょうね。
左手に白山を眺めながら歩くスキーになりました。大汗をかく。
12時25分。大崩山尾根分岐で3人パーティのお一人と再会しました。頂上に向かった二人をここで待っているようです。しばしお話をして休憩を入れました。
さて、ここから登山口まで密な樹林帯を滑らないといけません。
樹間のターンは大の苦手です。重い深雪も足を引っ張ります。
何度も転び、樹にぶつかりながら、ダラダラ下りました。
ようやく樹林帯をぬけて牧場に下りてくると、最後に広い斜面が広がりました。
さぁ、今日の締めくくりは綺麗にシュプールを描いてみせよう。
気持ちとは裏腹に、僕の足は天を仰ぐ…(↑クリック)
今日はこんな転び方が4~5回。ションボリです。
13時55分。無事下山。
国道の雪はすっかり融けて、まるで春の陽気。
このまま昼寝でもしていたいが、ゆっくりもできず。延々と続く41号線を南へ南へ走る、修行のようなドライブが待っているのです。
カシミール3Dにより作成
前日ゲレンデで足慣らしをした後、梓湖下の道の駅で車中泊。朝は-7℃。意外と冷え込まなかった。
安房トンネルを抜けて登り口に到着すると3人パーティーさんが準備をしていました。
6時55分。遅れて出発。空は快晴。予報では気温が上がるらしいので早めに行動したかったが既に日の出の時刻です。
西の空には月と白山。
シーズン初めのシール登高はどこかぎこちなく動作が安定しません。
まずは牧場の中をゆっくり歩きます。
先行パーティの先を失礼して牧場を離れ、第3尾根を上がります。
土曜日あたりに入山された方のものと思われるしっかりしたトレースを使わせていただきました。
8時35分。夫婦松に上がると展望が広がります。
遠く白山のたおやかな峰々が元気づけてくれます。
槍穂高連峰もこのとおり。
どんどんボルテージが上がっていきます。
トレースは針葉樹林の中を緩やかに進み、時折スカイラインのカーブに出合う絶妙なコース取りでした
9時50分。猫岳が見えました。
これを近いと見るか、まだまだ遠いと見るか。僕には凄く遠くに見えました。
当初の予定では猫の小屋を左手に確認してもう一つ上のカーブに登ったところでスカイラインを辿るはずでしたが、そのまま大崩山の尾根に取り付きました。
大崩山への尾根を登るにつれて西寄りの風が騒がしくなり、樹林の中をゆく僕を不安にさせます。
今日は頂上まで到達できるのか心細くなりました。
10時45分。通過する予定のなかった大崩山頂。東側は切れ落ちているので西寄りに樹の間を通り抜けます。
不意に広がる大展望に歓喜。
雪原の向こうに乗鞍の峰々が白く、神々しく鎮座していました。
ここから猫岳までは楽勝ムード。
360度の展望に心弾ませながら登って行きます。
猫岳の斜面に広がる芸術的な模様。
あまりに美しく、トレースをつけるのが申し訳ない気がします。
見るものすべてが美しい、と小生かなり興奮気味。
11時15分。猫岳山頂。
山頂は強風が吹きぬけていましたが、気温が高いので我慢できます。
四方に見える山を一つ一つ確認しながら至福のひと時を過ごします。
でっかい乗鞍、いつまでも見ていたい。
11時50分。下山開始。
登る時、あんなにいとおしかった?シュカブラも滑る段には恨めしい…
殆ど滑降を楽しめずに大崩山とのコルに下りてしまう。
左手に雪の溜まった沢が確認できるのでそのままスカイラインに下ってゆくが…
深雪でターンが決まらない。完全に僕の未熟なスキーの負け!
ストレスを感じながら高度を下げていると、満足な滑りもないままにスカイラインに降り立ってしまいました。
スカイラインには降り積もった雪に板が沈み込んで滑走できず。ただ、雪の量は平年に比べて少ないのでしょうね。
左手に白山を眺めながら歩くスキーになりました。大汗をかく。
12時25分。大崩山尾根分岐で3人パーティのお一人と再会しました。頂上に向かった二人をここで待っているようです。しばしお話をして休憩を入れました。
さて、ここから登山口まで密な樹林帯を滑らないといけません。
樹間のターンは大の苦手です。重い深雪も足を引っ張ります。
何度も転び、樹にぶつかりながら、ダラダラ下りました。
ようやく樹林帯をぬけて牧場に下りてくると、最後に広い斜面が広がりました。
さぁ、今日の締めくくりは綺麗にシュプールを描いてみせよう。
気持ちとは裏腹に、僕の足は天を仰ぐ…(↑クリック)
今日はこんな転び方が4~5回。ションボリです。
13時55分。無事下山。
国道の雪はすっかり融けて、まるで春の陽気。
このまま昼寝でもしていたいが、ゆっくりもできず。延々と続く41号線を南へ南へ走る、修行のようなドライブが待っているのです。
カシミール3Dにより作成
レポ&GPS軌跡、参考にさせてもらいます。
またどこか山スキー行きたいね。
当日は良い天気でしたね。僕らも猫を目指していたのですがちょっとしたトラブルで残念です。でも、まだ登った事ない大崩山を登頂できて満足でした。
大崩山も良いですが猫岳から見える景色はやっぱり最高ですね。
これからもちょくちょく覗きますのでよろしくお願いします。
bunちゃんのブログを読んで行った気になるしかないな!!
昨日の猫岳は滑走ダメダメだったので早くもリベンジに燃えてます。ちゃんと深雪を滑れるように上手くなりたい!ので、参考なんて言わずに行くときは声かけてね。
>ヒデ様
コメント有難う御座います。改めてあのコンディションで滑りを楽しめるみなさんに脱帽です。
パーティーで行く雪山は楽しそうですね。機会があればご一緒したいです。
ブログも毎週楽しみにしていますね。
>yohdyさん
スキー諦めちゃったんですか?Dと一緒にまたスキー始めてください。
いつか北海道遠征で一緒に滑るなんていいんでないの?