TREK&RIDE

山と自転車!

鳥越林道から坂内、春日

2008-10-25 | 自転車
金糞岳。インパクトのある名前だけど、きっと知名度は低いと思う。
でも、冬の北陸道から伊吹山の左奥に見えるひと際白く輝く山容は名前に負けず強い印象を受ける。
秋の紅葉も美しかろうと勝手に想像して、鳥越林道から西美濃の奥地を巡るコースに行ってきました。

ルートは以下のとおりです。
藤原→関ヶ原→浅井→鳥越林道→坂内→日坂峠→春日村→岩手峠→関ヶ原→藤原

9時17分。藤原町山口スタート。
R365を北上して関ヶ原。
さらに広域農道で浅井町法楽寺まで。
広域農道はアップダウンが激しくて疲れます。R365を行った方がよかったのかな?
醍醐寺というところに立ち寄ってみたけど、ご講話の最中なのでお参りはご遠慮しました。


あたりの集落は落ち着いた雰囲気で、雪国らしい重厚な造りの家屋がとても美しい。

旧道をのんびり流しているとローディが一人抜いてゆく。
方向は同じで、この先鳥越林道へ。
アンカーに乗っている彼…なんか僕とよく似たペース。
付かず離れずの位置でずっと背中を追い続ける感じ。
林道では超望遠レンズを構えるカメラマンが多数。渡り鳥でもやって来るのかな?
紅葉はまだ始まったばかりで、見頃はもう少し先の様子。
上部に行くと結構色づきが良くなってきた。

12時18分。鳥越林道最高点。
先に到着していたアンカー乗りさんとご挨拶。
岐阜県側を覗いて、その紅葉の美しさに思わず声を上げる。
こちらはまさに今が見頃。
山肌いっぱいに黄色い絵の具が散りばめられたようだった。
山の北側と南側で、植生や紅葉の時期にも随分違いがあるようです。





ウインドブレーカーを着込んで下山。ちょっと寒い。
坂内の道の駅でちょっと休憩してから県道274で揖斐高原。
日坂峠、その先旧春日村界の峠と、そこそこの「中級山岳」が続く。
今日は鳥越林道一本だけと思っていたのは大きな勘違い…
補給をしそびれて、かなり空腹のまま、さざれ石公園とやらに立ち寄る。

さざれ石とは…石灰質角礫岩と書かれてある。
ふと見返ると、背後には伊吹山。なるほど~。

古屋の集落は今も山の生活が静かに続いているような、静謐な趣だった。
ここから岩手峠まで、秘境の雰囲気。
水の滴る細い一本道で、熊が出そーで心細い。

15時40分。フラフラになって岩手峠。早く帰らなきゃ、日が暮れちゃう。
16時00分。関ヶ原の町に降り立つ。ここから藤原まであと20kmちょい。がんばろっ。
多良峡の先のコンビ二でチーズバーガーを飲み込んで、あとひと頑張り。
16時58分。なんとか日没前に無事ゴール。

出発前は、帰りは二之瀬経由で♪なんて考えていましたが、とても無理でした。

今日の記録
走行距離 150.2km
平均時速 22.1km
累積標高 2,890m+(過去最高かも)