B-winds(ブレイスの風)

風になりましょう。人を活かし、未来を生かす風に…
人々を元気付ける(brace)ネットワークを広げていきましょう

ジョン・コナー。

2009-06-21 09:19:21 | Weblog
人間の作ったシステムが人間を破滅に追いやる・・・。
「サブプライムショック」という形で、自ら作った金融システムによって深刻な打撃を受け、某国の核兵器の脅威にリアルタイムでさらされている私達にとっては、「ターミネーター4」のシナリオは、必ずしも"非現実的"とは言い切れないものでした。

その中で登場するのが、大人になったジョン・コナーと、その仲間たち。

「君は機械ではない。」
ジョンコナーが叫ぶその言葉は、かつて映画「独裁者」の中で、チャップリンが世界中の兵士達に向かって叫んだ言葉と全く同じでした。

仲間を守る為、愛する者を守る為に最悪の状況の中で戦い続けるその姿に、感動しました。

http://www.sonypictures.jp/movies/terminatorsalvation/


"良い縁"の連鎖。

2009-06-20 17:00:00 | Weblog
今日は朝から3時ごろまで、立て続けに素敵な方々にお会いしました。
皆さん、心から尊敬できる方々ばかり。
こういった方々が持っておられる力を集める事が出来れば、
さながら隕石が集まり、やがて地球となり、海と緑をたたえた生命の星となったように、劇的な変化を、この社会にもたらす事ができる・・・。
それは非常に困難な事ではあるけれど、決して不可能な事ではない。
そう痛感致しました。

消えた最大の論点。

2009-06-19 07:37:20 | Weblog
残念ながら、党首討論で「雇用問題」が討議されることはありませんでした。

幼子を抱えながらハローワークで必死に仕事を探すお母さん。
会社の倒産や早期退職で長年働いてきた職場を失ったサラリーマン。
相次ぐ大手企業の工場閉鎖、海外移転。派遣切り。給与カット・・・。
失業率5%という数字以上に、雇用情勢は切実で深刻です。

官民が一体となって、雇用問題に関して、努力と工夫を重ねる必要があると思います。

■日本郵政の社長人事…党首討論の詳報〈1〉
(読売新聞 - 06月18日 09:05)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090618-OYT1T00208.htm

"心の豊かさ"をはぐくむ為に

2009-06-18 06:25:39 | Weblog
「多くの人々が、もっと芸術に親しんで、"心の豊かさ"をはぐくんでもらえれば・・・。」それが大手印刷会社の要職にあるK氏の夢です。

その為にK氏が情熱を注がれたのが「ミュージアム ぐるっとパス」。
(http://www.museum.or.jp/gruttoKANSAI/index.html)
一軒一軒京阪神の美術館を回られ、多くの企業、官公庁の支援も取り付け、人々が気軽に芸術に親しめる美術館、博物館等を網羅したパスポートができました。

日々の喧噪のなかで神経をすり減らし、暗い顔で通勤、通学する日々。殺伐とした世相の中で、かつては多くの日本人が持っていた心のぬくもり、心の優しさというものを見失いがちな現代人。しかし、私達のごく身近に、世界有数の芸術に親しみ、心の豊かさを取り戻すことができる施設がたくさんあるのです。

「特に、若い方々に使って頂きたいんです。」とK氏。こんな時代だからからこそ、多くの若者ができるだけ早い時期に本物の芸術にふれ、本当の意味で"豊かな"人生を送ってもらいたい・・・。

これからの構想を熱く語られるK氏の顔は、少年のように輝いていました。

未来形、百歩譲って現在進行形。

2009-06-17 04:56:34 | Weblog
私達の会話は、常に未来形、百歩譲っても現在進行形でなければならないと思います。

毎日、山のように積みあがってゆく失敗と後悔。しかし、だからと言って過去にとらわれすぎると、前には進めない。幸い、私の周囲で飛び交っている言葉は、ほとんどが未来形。過去を振り返るのは墓石に入ってからで十分。それまでは未来形の会話を楽しみたいと思います。

CRA(臨床開発モニター)。

2009-06-16 07:40:33 | Weblog
「おはようございます。」というFさんの声がとても晴れやかでした。

今日から彼女が挑戦するのはCRA(臨床開発モニター)という仕事。
薬を開発する最終段階で、その薬が100%安全で、有効であるかを確認する臨床開発試験を企画、実施、検証する仕事です。

当然のことながら、薬、医学に関する高度な知識が必要とされ、同時に、医師、看護師といった医療のプロフェッショナルと対等に話し合えるコミュニケーション能力も要求されます。

人の命、健康ににかかわる非常に重要な仕事です。
これから半年間にわたる厳しい研修が始まりますが、Fさんなら大丈夫でしょう。足取り軽く新しい会社へ向かうFさんの姿を見て、彼女の成長、飛躍を確信しました。


できないことはあらへん。

2009-06-15 07:45:33 | Weblog
「できないことはあらへん。
ただ、ぼくが成功できたのは、最初にこれをやろうと思ったことは、志を変えなかったからや。65年間、商売というものを一回もやめなかった。もうそれ一筋にやってきたわわけや。金が払えん、非常に困ったときでも一向に迷わんとやってきた。それでついに今日の松下電器(現パナソニック)ができたわけや。悲観する時があったり、思うようにいかん時があったり、迷う時があったりしても、いったん商売を始めた以上、もうこれしかないというぐらいに考えて、運命をかけたわけや。」
(松下幸之助〔述〕「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」/PHP研究所より)

石の上にも7年。

2009-06-13 08:34:11 | Weblog
「合格するとは思っていませんでした。本当にうれしいです。」
この短いフレーズの中に、A子さんの苦しみと喜びが凝縮されていました。

学校を卒業した7年前も大不況・・・。希望の職種には就けず、やむを得ず、アルバイト、派遣社員等を転々としながらようやくつかんだ正社員・・・。

アルバイト時代もリーダーに推されるほどの勤勉さ、難しい資格を取得した努力、そういったものが評価されたのだと思いますが、それと共に、彼女の持つ運、不思議な縁というものを感じました。しかし、それもまた、丁重なお礼のメールを送ってくれるような彼女の心が引き寄せたのかもしれません。

本当に良かったと思います。


「経営の神様」の実像。

2009-06-12 07:45:40 | Weblog
MCEI大阪で、経営の神様と言われた松下幸之助氏(パナソニック創業者)についてPHP総合研究所の川上恒雄博士にお話を聞く機会がありました。

様々な伝説を残した幸之助氏でしたが、その日常生活には、少なくとも次の3つの特徴があったそうです。

その1、電話魔。
何かあると昼夜を問わず、電話をかけまくり、懸案事項に関して最も詳しい部下、専門家の意見を聞かれていたそうです。電話で「衆知」を集めておられたんですね。

その2、パラボラアンテナ
誰かが何かについて説明していると、それがどんなに退屈な話であったとしても、同氏のパラボラアンテナのような大きな耳は、じっと発言者に向けられ、その姿勢が崩れることはなかったそうです。

その3、「一生懸命」に弱い。
何かのイベントがあった時に、彼がねぎらいの言葉をかけるのは、会場の片隅で一生懸命準備をしている人たち。散髪をするのは職人気質の東京のある理髪店。メガネを買うのは、同氏にメガネに対する熱い思いを綴った手紙を送られた北海道のあるメガネ屋さん、シューズはシューズ作りに生涯を捧げた鬼塚喜八郎氏(アシックス創業者)から贈られたものをずっと履いておられたそうです。

多くの方々と「経営の神様」について語り合う事ができた、意義あるひと時でした。

http://www.mcei-osk.gr.jp/article/13400584.html