足元の一歩から
小さなことからコツコツと…がモットーのはずなのですが,実際の毎日は?




Yへ



小学校卒業おめでとう。

卒業なんてまだまだ先と思っていたら,あっという間にその日になってしまいました。

6年間,遠い学校によく頑張って通学しましたね。

あなたの頑張り屋精神にはお父さんもお母さんも頭が下がります。いくら忙しくなってもすべてのことに手を抜かず,それなりにやりとげてしまうところは,お父さんが見習わせてもらうべき点です。これからも今のままのYで頑張っていってください。

この6年間,あなたは色々なことを学び,覚えて,考えてきたと思います。きっとお父さんの見えない部分での経験は想像以上のものがあるでしょう。そんな中でお父さんが一番大切にして欲しいと思っているもの…何だかわかりますか?

それは人とのつながりです。お友達とのつながり,学校の先生方とのつながり,その他にもテニススクールのコーチ,ピアノの先生,最も身近なところではじいじやばあば…多くの人の愛情と友情の中であなたは幸せに大きくなってきました。人間は一人では生きていけません。

けれど,一人っ子として12年間過ごしてきたYには,少しその部分の認識が少ないかなと思うときがあります。

これから先,良いことばかりでなく,色々な困難に出遭うことがあると思います。壁にもぶつかるでしょう。また,周りの人が困っている状況に遭遇することもあると思います。どうかその時に率先して困っている人を助けてあげるような思いやりの心を持っていてください。人とのつながりの中で生きていることを忘れないで欲しいのです。困っている人を助けてあげること…それがいつか自分自身が助けられていることに気づくはずです。

そんなことはわかっているよ。という声が聞こえてきそうですね。

小学校の卒業はとても大きな節目だとお父さんは考えています。もうYは大人と対等の考え方が出来るようになってきています。これからは自分の行動をY自身が決めることが多くなるでしょう。何をしてもかまいません。「やってみたいこと」に是非チャレンジしてください。ただ,人に迷惑をかけないように,思いやりの心を忘れずに…

卒業おめでとう。









という感じの手紙を卒業式当日,子供達に渡すという企画を担任の先生がしてくれました。
「泣かせる文章をお願いします」とのことだったですが,ドライな娘を泣かせるのは難しいです。。。。
後で聞くと,男の子が結構泣いていたとか…
どんな手紙だったのかなぁ。。。。


本人以上に親たちの方が卒業の感傷に浸っているかもしれませんね。




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