足元の一歩から
小さなことからコツコツと…がモットーのはずなのですが,実際の毎日は?




北海道最終日。

その日の11時にはホテルから空港行きのバスに乗らなければいけません。
あまり時間はありませんでしたが,最終日は「熱気球フライト」の体験を…

ギリギリまで遊びつくします(^^ゞ



熱気球は事前に電話で予約していたのですが,この時期風の影響でなかなか熱気球を飛ばせる天候は少ないとのこと。
この時も数日間飛ばせなくて当日もちょっと微妙な天候でした。

スタッフ:「現地へ行って(飛べるか飛べないか)判断することになると思います。」

雪はやんで,お日様も見える朝だったのですが,風が少しでもあると難しいみたいです。

気球が離陸する場所は広い広い田んぼから。徳島にはこんな大きな田んぼはありません。


お日様もうっすらのぞくよい天気。風は微風でしたが…


スタッフ:「少し風があるので降りるときに衝撃があるかもしれませんが,籠につかまっていれば安全ですから…」

ということで,飛んでみることになりました。


まずは巨大な扇風機で気球の中に空気を送り込んでいきます。


ちびっこ娘がより小さく見えますね。。。。



ある程度入ったところで,今度はバーナーで空気を暖めます。気温差60度程度で浮き始めるのだとか…





バルーンが垂直になったところで,籠の中に乗り込みます。バーナーを噴かして記念撮影♪


娘:「あ!浮いたぁ!」


しばらく暖めていますと本当に「ふわり」と浮きました。
その後はぐんぐん高度が上がり,気がつけば200mほど…


スタッフ:「風があっても気球の中は無風なんですよ。風と一緒に移動しますからね。」

…そうか,そうですね,すごい風キリ音とか想像していましたが,ホントに静かです。

ご機嫌のフライトでした。


空からの景色は最高です!青矢印は自分たちの乗っている気球の影。


しかし,途中から少し風が出てきて降りるときは多少ラフになりました。


籠が地面に着地しても風の勢いで引きずられ,300m程度はバウンドしながらズリズリと。。。。

必死でスタッフさんが止めようとするのですが,なかなか止まりません。
同乗していたもう一組のお客さんの中には小学校低学年と思われるお子さんもおられたので,「怖いよ~」と少々パニックになりました。

私自身はあらかじめ聞いていたこともあってそんなに危ないとは思わなかったのですが,小さいお子さんにはちょっと刺激が強かったようです。

娘も「……」と無言にはなっていましたが…



ようやく止まった籠。最後はスタッフさんが籠の下敷きになりながら身を挺して止めてくださいました。



そんなこともあって帰りの車の中はみんな無言……

最後にホテルまで送り届けてくれたスタッフさんが


「怖いおもいをさせてしまったので,お金はいりません。」


え?それじゃあ飛ばし損じゃあないですか。それはいけません。怪我はなかったのだし,上空ではそれなりに楽しかったのだし…

結構です-受け取ってください…の押し問答で,半額で折り合いがつきました。


北海道の方々は本当に優しい方が多いみたいです。





ということで,無事卒業旅行を終え,娘も昨日から中学校に通い始めました。
真新しい制服に身を包んだ娘は,少しまぶしく見えました。





おそらく何もわからなかったちびっ子は寒い中を連れて回られどうだったかな?


チビ:「ボクはこっちの方が楽しい!」

ティッシュにまみれている方がご機嫌かもしれませんね(^^ゞ。



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