東京1027人、大阪1171人。この先どうなることか。

コロナの感染拡大は止まりません。
東京1027人、大阪1171人。
東京の1000人超えは3カ月ぶり。

2回目の緊急事態宣言が中途半端だったことは明らかです。
そもそも1回目の緊急事態宣言のあとの対応が悪かった。
政府の対応は何もかも中途半端で、いつまで経っても
コロナが猛威を振るっている現実。

3回目の緊急事態宣言の発出のタイミングも最悪でした。
明らかに増加しているのに、
それをまるでぼんやり傍観してから、
よっこらしょ、という感じで発出を決める。
急に決まったのも混乱を招きました。
一体どこへ向かっているのか、何を目標としているのか、
まるでよく分からない。

まん延防止等重点措置も、緊急事態宣言を出したくないための
単なる「逃げ」でしかなかった。まるで意味がなかった。
それも明らかです。

これまでやってきたことを分析も評価もすることなく、
もちろん反省することもなく、
ただ目先で起こっていることだけに慌てて対応する。
とても賢いやり方とは思えません。
分析、評価して、それを説明した上で次の策を打つ。
そうしてこそ国民が納得するというものです。

ワクチン接種に関して全国で予約の混乱が起こっているのも
本当に情けない話です。
そもそも地方の高齢者よりも優先すべきは、
都会の若者かと思ったりもしています。
まあ、そのあたりはいろいろ見方、考え方はありますが。

いつまで経ってもコロナが収束しない、
その見通しも立たない東京で
オリンピック・パラリンピックを開催するということは
どう考えても、もう無理。
アスリートより国民の命が大切です。
選手にとっては一生に一度のことかもしれませんが、
ここまでコロナが拡大する現状。
選手を守るために医師や看護婦がオリパラに総動員され、その陰で何人もの人が
もしかしてコロナで亡くなってしまうかもしれない。
十分にあり得ることです。

オリパラのことを本気で考えなかったため、対策が取れなかった。
もうオリパラやるどころではない。
早く決定してほしいものです。