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ヒツジグサ

 スイレン科スイレン属の「ヒツジグサ(羊草)」。花期は6~9月で羊の刻(午後2時頃)に開花することから名付けられている。これは午前10時頃のものでおそらく昨日まで咲いていたのだろう。綺麗な姿ではないが参考のために撮っておいた。ヒツジグサは日本固有種で花径は5~8センチほど。外来種のスイレンよりも小さい。この界隈で見られるスイレンは外来のもので花径は10センチ以上ある。牧野富太郎博士はこのヒツジグサを京都府宇治の巨椋池(おぐらいけ)で朝から夕方まで観察し『花は正午から午後3時頃までに咲き夕方5~6時に閉じる』ことを確認されたようだ。これは東京都薬用植物園のもの。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
Unknown (平家蟹)
2023-09-02 11:22:25
ヒツジグサといえばやはり羊を思い浮かべ未の刻とは思いませんよね。
牧野博士の頃はまだ羊はいなかったのかな。
 
 
 
平家蟹様 (多摩NTの住人)
2023-09-02 17:52:06
コメント有り難うございます。ヒツジグサの名前は牧野博士より以前にそう呼ばれていたのではないでしょうかね。牧野博士はそれを確認したということだと思います。
 
 
 
こんにちは ()
2023-09-02 18:58:07
ヒツジグサ、頂いて我が家でも育っていますが
小さい花です。外来種は見たことないかもしれません。
種がこぼれて良く増えますが、ヒツジグサが育つような場所が、少なくなったので、野生では見られにくくなっているでしょうか、
牧野さん気長いですね。
我が家のは、お昼頃咲き始めているように思いますが
庭にあるのに、暑いと出て行かず見そびれています。
 
 
 
Unknown (とんとん)
2023-09-02 19:23:47
ヒツジグサの名前の由来は初めて知りました。
なかなか咲いていないので、どこかで見る機会があるか心配です。
一度見たいものです。
 
 
 
風さん (多摩NTの住人)
2023-09-02 20:58:52
コメント有り難うございます。さすがに風さんのお庭ですね。当地の公園などで見られるスイレンは全て外来種で一日中咲いています。
 
 
 
とんとん様 (多摩NTの住人)
2023-09-02 21:02:51
コメント有り難うございます。普通の公園の池などで見られるのは外来のスイレンばかりですね。次は綺麗に咲いたところを見たいものです。
 
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