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ショクダイオオコンニャク・1〜蕾

 神代植物公園“大温室”で見られる「ショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻)」。サトイモ科コンニャク属の多年草でスマトラ島の熱帯雨林に自生する固有種。「スマトラオオコンニャク(蘇門答剌大蒟蒻)」の別名がある。これはまだ蕾の状態で背丈は140センチ。数年に一度花を咲かせわずか2日程度で終わってしまうので、開花を見られないことを想定し保険でとりあえず蕾を撮ってきた。
 私が子供の頃の世界最大の花はラフレシアで直径は確か1.5メートルほどと記憶しているが、今、ギネスブックに認定されているのはショクダイオオコンニャクで記録は直径3.1メートルとのこと。写真の株は1996年に小石川植物園で葉挿し(葉を外した部分から根が出て新しい個体が育つ)されたものを2007年に譲り受けて栽培し、2011年、2015年、2019年、2021年に開花している。数週間前からテレビのニュースで『神代植物公園のショクダイオオコンニャクが開花しそうだ』と伝えられており植物愛好家は開花を今か今かと待ち望んでいる。ちなみにコンニャクの花の背丈はせいぜい50〜60センチ。
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ノササゲ・3~長沼公園中尾根

 マメ科ノササゲ属の「ノササゲ(野大角豆)」。先日、高尾山の登山道で見たところだが長沼公園“中尾根”の山道でも見つけたので記録のために撮っておいた。本州~九州の山地の林縁などに生育しているつる性多年草で花期は8~9月。長さ2センチほどの黄色い花を咲かせ果実は美しい紫色の莢になる。藍色の種子も美しくこれを見つけるのがこの時期の楽しみ。
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タヌキマメ・2~莢

 マメ科タヌキマメ属の「タヌキマメ(狸豆)」。花期は長く春から秋まで花が見られるが、午後にならないと開かないので午前活動型の私はなかなか開花に出会えない。果実は長さ1センチほどで中に十数個の種子があり熟すと莢が乾燥し捩じれて種子を飛ばす。
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