元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
ムラサキコマノツメ・2~宮嶽谷戸
スミレ科スミレ属の「ムラサキコマノツメ(紫駒の爪)」。ニョイスミレの花弁が白いのに対して本種はほんのり紫色掛かる。他所ではもっと紫色の濃い種が見られるようだが、当地ではこれくらいの色付きが限度。写真ではニョイスミレとも言えなくもないが実物はもう少し紫色が濃かった。これは宮嶽谷戸のもの。
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ウリカエデ・5~果実
ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の「ウリカエデ(瓜楓)」。東北地方以南の山地に生える落葉小高木で花期は3~4月。樹皮は緑色で黒い縦の筋が入り瓜の皮に似ていることからその名がある。写真は果実で翼果の長さは2~3センチ。2つの果実が繋がっている分果になる。イロハカエデなどの翼果は枝に長く残っているがウリカエデの果実はすぐに落ちてしまう。これは上柚木公園のもの。
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イヌコリヤナギ・3~果実
ヤナギ科ヤナギ属の「イヌコリヤナギ(犬行李柳)」。日本全国の陽当たりの良い河川や湿地に生える落葉低木で樹高は1.5~2メートルの株立ちになる。近縁のコリヤナギと異なり枝が曲がり柳行李などの加工に向かないために“犬”の名前を付けられている。雌雄異株で花期は3月。果実は蒴果で4~5月に成熟し綿毛の付いた種子を飛ばす。これは南浅川の河川敷のもの。
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