元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
アライトツメクサ
蓮生寺公園“門前広場”の敷石の隙間に生えている「アライトツメクサ(荒糸爪草)」。ナデシコ科ツメクサ属の一年草でヨーロッパや北アメリカ原産。陽当たりの良い歩道の継ぎ目などを好んで生育しており近年は関東地方でも多く見られるようになったという。花径はわずか2~3ミリでツメクサと異なり花弁が無く萼片が4枚ある。近縁のイトツメクサは全体に腺毛があるのに対してアライトツメクサは全体が無毛。
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キヌイトツメクサ・1~開花
ナデシコ科ツメクサ属の「キヌイトツメクサ(絹糸爪草)」。北アメリカ原産の帰化植物で最近新しい外来種として報告された。ツメクサのような細い茎と葉だが本種は更に細い。花弁と萼片が5枚ずつありツメクサのように大きく開かない。花期は茎は緑色で基部のみが赤褐色だが次第に全体が赤くなる。これは秋葉台公園のもの。
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カスミザクラ・2~開花
松木日向緑地に生育する「カスミザクラ(霞桜)」。バラ科サクラ属の落葉高木でこの界隈では一番遅く開花する。二週間前には葉も無く枯れ木のような姿だったがやっと開花した。花柄や葉柄に毛が多いので「ケヤマザクラ(毛山桜)」とも呼ばれる。カスミザクラは日本に存在するサクラの自然種のひとつで、そのほか、ヤマザクラ、オオヤマザクラ、オオシマザクラ、マメザクラ、エドヒガン、チョウジザクラ、ミヤマザクラ、タカネザクラ、カンヒザクラと合わせて10種類ある。この自然種を基本として、園芸種や雑種が数百種類存在している。
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