元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
ミツガシワ・2~果実
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/c3/eb9e0b4c4978e9de2cae1201dc0d5034.jpg)
京王堀之内駅付近の“せせらぎ緑道”に群生している「ミツガシワ(三槲)」。ミツガシワ科ミツガシワ属の多年草で亜寒帯や高山の湿地に生育するが、暖地でも春に白い総状花序を普通に見られる。写真は果実で直径は6~7ミリ。今まで花後を時々観察していたが果実が出来る様子が無いので、この界隈の花は不稔花だと思い込んでいた。果実はこの一粒しか見当たらないので、結実し難いのかも知れない。
さて今日のニュースで、京都市北区の深泥池(みどろがいけ)で、このミツガシワが深刻なシカの食害に遭っているとの情報があった。池では浮島の部分に開花が見られる程度で、岸辺の花はほとんど見られなくなったようだ。そこから約1キロ東の京都市左京区の宝が池ではコバノミツバツツジが同様にシカの食害に遭っており、どうやらシカが両方の池を行き来しているらしい。行政がシカの捕獲を進めているが、繁殖のペースに追いつかず、専門家は、今のうちに手を打たないと生態系が変わってしまうと危惧している。
さて今日のニュースで、京都市北区の深泥池(みどろがいけ)で、このミツガシワが深刻なシカの食害に遭っているとの情報があった。池では浮島の部分に開花が見られる程度で、岸辺の花はほとんど見られなくなったようだ。そこから約1キロ東の京都市左京区の宝が池ではコバノミツバツツジが同様にシカの食害に遭っており、どうやらシカが両方の池を行き来しているらしい。行政がシカの捕獲を進めているが、繁殖のペースに追いつかず、専門家は、今のうちに手を打たないと生態系が変わってしまうと危惧している。
コメント ( 20 ) | Trackback ( 0 )
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深泥池は10年近く京都に住んでいましたが
行ったことがなく、名前だけは知っています。
宝ヶ池は度々行っていましたがコバノミツバツツジを
見ていたかどうか・・・子育て中だったので植物に
まだ興味なかったからかもしれません。
緑の多い所なのに若い木々が鹿の被害にあっていると
聞いて早く対処して欲しいと思います。
元々繁殖力が高いのに天敵の肉食獣がいなくなり温暖化で子供の死亡率も減っているみたいですね。
鹿にとっては食草が絶滅危惧種かどうか関係ないもんな。
鹿は池に入ってまでこういう植物を食べてしまうのですね。
花を一度見てみたいです。
果実は見たことが有りません。今度出会ったら見て見ます。
おはようございます
特徴ある花は、残念ながら、見逃しました
果実は見たことがありませんが
こんな真ん丸の実が生るのですね
初見です
高山植物は全滅で深刻な問題ですね。
そうなんですか~。私は名前も初めてで・・・。
そういえば、以前、京都府の北部でシカをみました。農地はフェンスで囲っていました。
高層湿原で初めてみた時は感激しました。
その後、平地の池でも咲いているのを
発見したら、あまり感激しませんでした。
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