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アギナシ

 オモダカ科オモダカ属の「アギナシ(顎無し)」。葉や花の様子はオモダカに良く似ているが、アギナシの若葉は基部が裂けないので“顎(あご)が無い”という意味で名付けられている。しかしオモダカの葉も変化が多く、基部が裂けずにヘラ型になることもあるようだ。そもそもオモダカアギナシの裂けた葉を顔に見立てる発想がなかなか奇抜。ちなみにアギナシの根元にはムカゴができるので、それでも区別できる。
 さて今夜は久し振りに若い連中と仕事帰りの皇居ラン10キロ。暑さでしんどかったが何とか1時間ほどで走りきり、汗をかいた分、しっかりビールで補った。
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ヒロハシャゼンオモダカ

 “せせらぎ緑道”の水路に生育している「ヒロハシャゼンオモダカ(広葉車前沢瀉・広葉車前面高)」。オモダカ科シャゼンオモダカ属の多年草で、水中に根を張り葉や茎は水上に出す抽水植物。中央アメリカ~南アメリカ原産の外来種で、日本には水槽用の水草として移入したものが逸出した。花径は3~4センチで花弁は3枚。その葉の形がオオバコ(=車前草)に似ていることから名付けられているが、その葉は長さ30センチにもなりオオバコの葉よりかなり大きい。
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