昔のラジオの話です。
ラジオのスイッチを入れるとどこかの放送が聞こえてきました。
真っ昼間なのにそれはそれは遠くの放送局の電波でした。
では、と近くのTBSなどに合わせてみると
爆音!!
が響き渡りました。
拡声器並みの音が出ました。
ボリューム下げていても爆音。
TBSを普通の音で聞こうと思ったら、アンテナ線を本体の中まで切り詰めて数センチにしなければなりませんでした。
バーアンテナは使われていません。ただのリード線のみのアンテナでした。
本体の裏には 微弱電界用ラジオ って書いてあったと思います。
真空管式のラジオです。
今、日中から日本中のAM放送が聞こえるような、しかもバーアンテナではないワイヤーだけで、こんな凄い感度の受信機って売ってないですよね。
あれ、ゴミになるやつだったけど、もらっておけば良かったなぁ・・・。子供の頃の話です。