改造を重ねているスーパーアンテナ社のMP-1ですが、昨晩ふと思いついたアイデアを実践してみました。
それは・・・
あのコイルの中にフェライトバーを入れてしまうこと。
空芯コイルにフェライトバーを入れて芯入りにするとコイルのインダクタンス値が飛躍的に上がります。
同じ巻数のコイルでも値がとても大きくなりますから、より低い周波数に対応できるということになります。
とりあえずフェライトバーを養生テープで絶縁して落とし込んでみました。コイル全長の半分くらいの長さのフェライトバーですが、これを入れてコイル全長の状態で、なんと、2.4MHzあたりに同調点が下がっています。
(ちなみにロッドアンテナを2.6mの長いものにした状態ですのでノーマルのロッドだともう少し高い周波数になると思います。)
これは凄い、余裕で3.5MHz以下になっています。
コイルを上から2/3くらい隠れるようにすると・・・ちょうど3.5MHzに同調しました。
なんと、オプションコイルを追加することなく、200円程度の部品一つで3.5MHz対応に変身させることに成功しました!!。
さらにこいつにオプションコイルを追加するとどうなるでしょう。
やってみました・・・。結果1.9MHz、送信OKです。
これでうちのMP-1は、なんと1.9MHz~430MHzまでオールバンド対応になりました。
ワ━(゜∀゜)━イ!!
今回使用したフェライトバーは、東京ラジオデパート3階、シオヤ無線電機商会さんで100円か200円くらいで買ったものです。
送信時に熱を発生する可能性はありますが、実験大成功でした。