通話表、確実に文字を伝えるためのもの。
一文字いくらの電報用のものでもありますね。
コールサインを確実に伝えるため、名前やQTHを確実に伝えるためにも役立ちます。
警察だとナンバープレートのひらがな部分を照会する時に使ってますね。
非常に有効、有用です。
でも、使いすぎは無駄な電文になってしまいます。
もう伝わっているのにいちいち言うのはどうなんでしょう。
ゴロが良いからって、言いたくなるのはわかりますけど。
最近はパイルに参加しているときも、
「ジュリエット、オスカー、ワン、キロ、ヴィクター、シエラ~~」と言わずに、
「ジェイオーワンケーブイエス」と言ったりしてます。
先方からの応答はちょっと遅れますが(書き取る、打ち込む時間が足らない)、拾われることが多くなりました。
特に、ヴィクター は 響きが似てているオスカーと間違えられるのです。ヴィクトリアと言えば伝わることもありますが、日本人には ブイ と素で言う方が伝わります。(海外局には下唇を軽く噛みさえすれば日本人にはビーにしか聞こえなくてもちゃんとブイで認識されます。)
キロも短すぎて伝わりにくく、キロワットと言い直すことしばしば。正しくはキロですからそれも言いたくないんです。
シエラ、もセアラとの中間的な音でしょうから、どちらにも聞こえる感じで言って面倒です。当の欧米人ですらサンチヤゴ、シュガー、スペインを多用してますね。私は言いませんけど。
CQ出すときも、「CQ CQ こちらは、ジェイオーワンケーブイエス、ジュリエットオスカーワンキロヴィクターシエラ」と、1回目は素のコールサイン、2回目をフォネティックコードにするようにしています。これなら3回目を言うとしても素の方を言いますね。全体が短くなります。
通話中、応答冒頭に相手のコールサイン、自局のコールサインをフォネティックコードで言い、お返しする直前にまた言う、ファイナルで73だけ言うためにまた前後に言う、これは流石に言い過ぎです。1分で済む交信も3分になってしまいます。1時間に60局交信できたのに、20交信しか出来ないんですよ。それはバカらしい話で電波という資源の無駄遣いです。待たされる方としてはたまったものではありません。(私は待たされるほうの弱小局ですからなおさら)
返す度に毎回コールサインを言え、という人も居ますが、百歩譲っても、毎回フォネティックコードでコールサインを言え、なら それは無駄 です。
無駄を減らしてスマートなQSOにしていきましょう。
NHKだって、こちらは JOAK って素で言うでしょう。
全国の、佐藤さん、鈴木さん、高橋さん、田中さん、伊藤さん、渡辺さん、山本さん、中村さん、小林さん、加藤さん、吉田さん、山田さん、佐々木さん
名前2回言えばまず伝わりますから和文通話表で言わなくてもいいかな。(冗談です)
高橋さん、田中さんは、為替よりも馴染みがあり、伊藤さんもいろはより馴染みがあり、渡辺さんもわらびより馴染みがあり、山本さんも大和より、マッチより馴染みがありますから。