なんででしょうね~。
50W機だけ壊れやすくて自然淘汰された?なんてことは無いでしょう。むしろ100W機と同じ終段を使っているでしょうから無理はしていないはず。
ヤフオクを見ても100W機ばかり。小型のタイプでもそう。(車で使用していました、なんてお馬鹿な出品もあったりします)
100W機が使える従事者の数は全従事者の割合から言っても少ないはずなのに。
全資格数は340万、1アマは3万、2アマは8万です。一人で複数資格を持っている人も多いでしょうから分母は300万、終身資格だから実際に運用している人は数分の一に減ったとしても、上級資格の人がとても熱心でたくさん買うこともあるとしても、多分この割合とはかなりかけ離れた販売比率なのではと思います。
私は電話級の時はちゃんと10W機、TS440Vを使ってました。
保証認定で製造番号の報告があったと思いましたが・・・。
電信級を取得しても最大出力は10Wまででした。21.130辺りの電信で、海外のローパワー局と交信したり、それなりに楽しめました。
その後25W機まで使えるようになり、TS60Dという25W機を手に入れて50MHzだけはQRO。
いつの間にか18MHzが3アマに開放され最大出力も50WOKになってFT847(50W改保証認定)とFT100Mを買って50Wデビューしたのでした。
今でも100W機はIC7600、1台だけです。
ずっと前から売る方も売る方、買う方も買う方だったのかな??。値段一緒ですもんね。
もしライセンス通りの比率で売れていたら、ヤフオク見ても10W機、50W機がたくさん出ているはず、と思うんですが。
せめて売る時に(ヤフオクでも)免許証拝見くらいのことをやっても良いのではないでしょうか。
アマチュア無線は他の無線と決定的に違うのは、使用するアンテナに制限がほとんど無いことです。超高性能なアンテナで電界強度は相当強く出来るのですから、そっちで頑張りましょう。(それが大変なのはわかりますが、楽しみ方として)
こんな状態だと、皆さんが望む包括免許(米国のように資格の範囲で何を使おうが自由)の実現は・・・まず無理でしょう。信頼できませんから。(笑)
新スプリアスで設備を見直す時期が迫っていることもありますし、この際きちんとしてみる、といういい機会かも。
来年は100W機の50W化と、新スプリアス対応のフィルター強化改造が一大ブームになるかも知れません。
という話で今年のブログはおしまいです。
2015年 いろいろとありがとうございました。
それではよいお年をお迎えください。 de JO1KVS