聖家族

今日は涼しかったですね。
もしかして　私の渇が効いてきた？＾＾；


さて　７月１５日　いつものようにパソコンを開いたら　
Googleのメニューにレンブラントの絵が・・・・

あれ？と思って調べたら　７月１５日はレンブラントの誕生日らしい。

４００年くらい前の人の誕生日が分かっているというのもちょっと不思議な気もしました。

私は自分でも絵を描きます。（といっても　若いころの話ですが）
人の絵を観るのも好きです。

特に好きな画家は　フェルメールとレンブラントとミレーです。
来日した時は　観に行きますが　
自分でオランダまで行って観たこともあります。

レンブラントは『夜警』が有名ですが　私が好きな絵は　「聖家族」というキリスト一家を描いた絵です。

この絵です。


私はアムステルダム国立美術館に行ってどうしてもこの絵について確かめたいことがありました。
昔　出張でアムステルダムに行った父が絵が好きな私にと　美術館の日本語訳がついた小冊子を買ってきてくれました。
私はそれをみて　フェルメールやレンブラントに憧れたわけですが
この「聖家族」もそこで紹介されており　謎があった。

解説によると　ここに描かれているのは　幼子イエス・キリスト　母マリア　祖母アンナ　父ヨセフ・・・・
ん？　皆さまこの絵をよくご覧ください。
イエス　マリア　祖母アンナは分かるけれど　父ヨセフ　います？
私は　何度その小冊子を見ても　見つけられなかった。

石段に背を丸めて座っているとのことなのですが　見えない・・・

いや　いい絵なんです。
イエスはこの後　激動の人生を送るわけですが　なんともいえない静かで暖かで平和な家族の夜。
でも　気になる。ヨセフはどこ？

そこで　オランダに出向いて確認したかったわけですが
なんと　美術館のすべての絵を観終わっても　『聖家族』がない。
レンブラントの数々の名画はあり　レンブラントもどきの絵もたくさん見たが　ない。
美術館のお姉さんに　
「レンブラントの聖家族がなかったのですが・・・」
と聞くと　彼女はいろいろ説明してくれた。
細かいところはよくわからなかったが　要するに　「今は展示できない状態」だった。

海外に行っていたのか修復中だったのか　単なる作品保存上の問題か・・・

そこで　きちんとした画集を買って　おおヨセフいるやん！と納得した覚えがあるんですが
今探したら　その画集が見つからない。
フェルメールの画集やら特集やらは　たくさんあるのに　レンブラントがない。

マウリッツハイス美術館（オランダのハーグにある美術館）で買った画集まで出てきたのに～

レンブラントの生誕を記念して　どっかでデモ行進でもしてるっていうのか。

・・・というわけで　見つかったら　どこにヨセフがいたか報告しますね。

それとも私の勘違いって奴なんでしょうか。

ところで　いろいろネットで調べていたら　最近では　この絵は　レンブラント作ではなく
レンブラント工房の作品と言われているらしい。

そこまで載ってて　何故　ヨセフが・・・・

いがぐりおは　レンブラント好き？
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