「烏百花 蛍の章」阿部智里

今日も　絶好調に最高気温ランキング全国一位３９℃だった群馬。
ああ　夏よ、そろそろ秋に場所を譲らんかのう？TT

さて　阿部智里の八咫烏シリーズの外伝「烏百花　蛍の章」を読みました。

八咫烏の一族が支配する世界　山内（やまうち）。
そこで　繰り返される権力闘争　后選び　異種族（人食い猿）との死闘などが
本編で語られてきた物語でした。

これは　番外短編６編。

しのぶひと　
ある意味女性キャラの女王　真赭の薄(ますほのすすき)の縁談話。

すみのさくら
若宮の后　浜木綿の少女時代。

まつばちりて
不遇の女性　松韻の生涯。

ふゆきにおもう
幸哉の父の側室であり義母である梓の物語。

ゆきやのせみ
幸哉の性格もますますよくなるよね事件。

わらうひと
若宮の側近である澄尾の不器用な恋。

どれも　本編を読んだ方なら　楽しめる作品となっております。
本編を未読の方は　是非「烏に単衣は似合わない」絶賛発売中・・・のはずです！

ただね。もうね。
私の大好きな路近が出てこなかったわけなんですよ。
一文字しか。

まあ　あの方には　番外なんて似合わないわ。
そう　主役よ！
はやく　金烏の若宮（多分。主役）を倒して？（話が終わっちゃう！？）　
主役になって欲しい。TT
無理か。そうか。無理か。

強くてニヒルで　かなり悪なんだけど　カッコいいんですよね。
お勧めです！（何が？＾＾；）

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