「雲の果」あさのあつこ

今日も暑くはならない予報ですが　10時現在　すでに少々暑い気が・・・・

さて　あさのあつこ　弥勒シリーズ第8巻　「雲の果」を読みました。

	雲の果
	あさのあつこ
	光文社

ここのところ　この弥勒シリーズはもちろんのこと
輪渡さんの新刊とか　瀬田貴次さんの新刊とか
ことごとく見逃していて　もう皆　自分勝手に本出しちゃって～TT
という気分になりました。

まあ　出ることはいいんです。
アマゾンさんも全然教えてくれないんだもん。TT

話を元に戻して　弥勒シリーズ。

小間物問屋　遠野屋の番頭　喜之助が死んだ。
喜之助は死に水を取ってくれた　主人清之介を
最後まで　遠野屋にきてはいけないものだったとして　受け入れなかった。

喜之助が生涯独り者で通した。
その遺品を整理していたところ　
6人の女の名を書いたものと様々な女性の小物が見つかった。　
また変わった帯が見つかった。

一方　女が一人焼け死んだ。
女が締めていたと思われる帯は　喜之助の遺品の帯ととても似ていた。
全く縁がなさそうな二人は　一体どんな関わりがあるのか？
それともないのか。

女の身元がいくら調べても何も分からないのを不審に思う
同心　小暮信次郎と　岡引の伊佐治。
またもや　遠野屋の清之助は巻き込まれて行くが・・・


今回は　小暮信次郎の狂気が　増していたと言うか
なかなか本性を出さない遠野屋に痺れを切らしていると言うか
二人の間で右往左往するはずのの岡引の伊佐治さえ　慣れたのか放置状態。

うーーーん。この二人どんな幕引きになるのか気になるぅ。

「弥勒の月」からはや8冊。
年1回ペースなので　どこまで続くのか。
楽しみです。

いがぐりおは　遠野屋どう思う？
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