10月25日 荷物紛失

今日はまた　暖かでしたね～
今晩から　ぐっと冷え込むとの予報。
皆様　お風邪などお召しになられませんように
あたたかくして　お休みください。


さて　先日　母と姉と食事に行った帰り
東武線のりょうもう号に乗りました。

トイレにいきたくなり
近くのトイレに行ったら　故障中。
仕方ないので　遠くの車両まで行って　席に戻ってみると
置いて行ったはずの荷物がない！

ちなみにりょうもう号は東部伊勢崎線の特急で
全席指定です。

そんな～
母が　娘のために作ってくれた鞄やら
母が　娘のために買ってくれた　TOPSのケーキやら
デパ地下で　奮発した今晩のおかずやら・・・・・
すべてがない。

金目のものなら　ともかく　のどかな東部伊勢崎線にそんな
置き引きみたいな真似をする　不逞の輩が乗っているなんて・・・

もう　ほとんど　パニックです。
パニックっている私を見て　近くに座っていた女性が　親切に　
「どうかしましたか？」
と声をかけてくださいました。

「置いてあった荷物がないんです。」
と　事情を説明すると
「席を間違えているんじゃないですか？」
しごくもっともな　ご質問。

で　念のためチケットを見せると
「4号車28・・・確かにそこですね。」
本当に　気の毒そうな顔をしてくださいましたが
不逞の輩の情報はない様子。

ああ　これはもうあきらめるしかないか　
そもそも置いて行った自分が　悪いんだから
と　思った瞬間

通路はさんだ　隣の席の方が
「あの～　やっぱり　席を間違えてない？
　俺たちずっとここにいたけど　そこ誰も座ってなかったと思うんだよね～」　

「え。。。。」

あなたたちは　もしや　犯人？
犯人だから　そんなこと言っているんでしょ。
そうだと言って～

「他の車両みてきたら？」

「はい・・・ありがとうございます。」

揺れる車内　ふらふらしながら　他の車両を見に行った私。
あ・・・ありました。3号車の28番席に。
私の帰りを　待ちわびた荷物たちが・・・

さて　問題です。
この座席が　間違っているわけで
あれだけ　お騒がせした4号車の　あの席にもどらなくてはならない。

は・・・恥ずかしい。
でも　戻らないわけにはいかない。　

戻りましたよ。
『勝訴』の文字を掲げる人みたいに
荷物を掲げながら

「ありました～　お騒がせしました。」
と・・・・

そこから　下りるまで1時間あまり　
恥ずかしいのなんの。
穴が　あったら　入りたいとは　このことです。

皆さん　本当にやさしい方ばかりで　
我がことのように　喜んでくださいましたが
それが　余計つらい・・・

余談ですが　りょうもう号の場合
車掌さんが巡回して
乗客がいるはずのない席に　
誰かが　座っている場合には声をかけます。
しかし　私は声をかけられませんでした。

少し　前に座っていた方が　声をかけられ
「空いていたから　ここに座ったんです。」
みたいなことをおっしゃっており　席を変更してもらっていました。

あれは　も・・・もしや　3号車の28番の人だったのでは？？？？

うわ　これでは　もはや　歩く公害です。

家に帰って　娘に　報告したら
「馬鹿じゃん！」
と　一言。

はい　馬鹿で粗忽な母です。