まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「夏目友人帳27巻」緑川ゆき

2021-09-13 07:43:48 | ヨガ
今日の群馬は晴れ予報。
暑くなるようです。💦

さて 「夏目友人帳」の27巻を読んだ。

私が夏目友人帳に出会ったのは
10年くらいまえ。

中学校の図書室のおばちゃんをやっていた頃だ。
図書室常連の子に 夏目友人帳ファンがいて
とても勧められたが
すでに10巻以上が出ていて
手を出せずにいた。

その後 図書館に勤めていた時
同僚に貸していただき読む機会を得た。

なんと素晴らしい漫画だろうと思って
大人買い。
以来 新刊が出る度に購入している。

主人公の夏目貴志は高校生。
幼い頃に両親を喪い
親戚の家を転々としていた。
彼は 人間と全く同じ様子に 妖や霊が見える。
幼い頃には 見えたものを口にしてしまい
恐れられたり 気持ち悪がられたり 嘘つき呼ばわりされたり。。。

彼と同じく妖力が強かったらしい祖母レイコは
同じく人に疎まれ 孤独を癒すかのように
妖たちを叩きのめしては 友人帳という冊子に
妖の名前を書いていた。
この友人帳はそこに書かれた妖の命をも
縛っているので そのせいで
名を返せと迫られることもしばしばだった。

そんな彼を引き取ることを決めた心優しい遠縁の藤原夫妻。
二人の暖かさに触れ 徐々に心を開き
友人を得て 彼の世界は広がっていく。

夏目が 妖や人と触れ合う。

時には命の危険があったり 
お互い助け合ったり
不気味だったり 切なかったりする。

話によってはじんわりと涙する
心優しき世界。

27巻では 私が大好きな登場人物通称「ちょび」の正体が明らかに!

巻末に 作者緑川さんが 長期連載となっている夏目友人帳の世界を壊さないように
尽力されているお気持ちが書かれていた。

自由に描いてもいいのにな~
と思う一方で
確かに長期連載ならではの悩みなんだろうなと思った。

そんな夏目友人帳。
おすすめです。

道端のお花。どんな花になるのかな?


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