まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

ミョルマイルさんの野望

2022-01-21 07:47:00 | 読書のすすめ
今日の群馬は晴れ。
またまた北風の強い寒いち日となりそうです。
来週の雪予報。外れますように!

さて 「転生したらスライムだった件」も 17巻になりました。

この物語は ゼネコン系サラリーマンだった青年が 亡くなった後
スライムに転生。
その後 様々な努力を続けて 味方を増やしながら 魔王となり
さらにテンペスト国の盟主になるという物語です。



17巻は いつもの主人公リムル視点ではなく 
他の人の視点で語られています。

中でも
冒頭の「ミョルマイルの野望」は面白かったです。
ミョルマイルは 人間なのですが
何故かリムルをはじめとした魔物たちに一目置かれています。

リムルとやんごとなき女帝と三人で リエガという闇の組織を作っています。
というのも リムルは普段 正しく明るいみんなが幸せになれるような国を目指しているわけです。
しかし 光が強ければ また闇も深くなるもの。

光がわの人たちが悲しむことのないように
闇側に落ちた人たちをもハッピーにするために 
強大な闇の組織を作り出したわけです。

ミョルマイルさんは そこのラスボス!ということになっています。

ミョルマイルさんは 見た目ちょっと悪そうな商人にしか見えませんが
善良で そのくせ 酸いも甘いも嚙み分ける優秀な商人。
度胸もなかなか。
リムルから 様々な無茶ぶりをされても 
何とか答えていくのがすごいのです。

そんなミョルマイルさんの日常を描いた本編は楽しかったです。

なかでもミョルマイルさんがその美貌と優雅さから密かに憧れているテスタロッサ(悪魔)
役職:外交官 のことについて 彼女のしもべに
「いやあ あんな上司でうらやましい」と言って
「またまた。ご冗談を!(大失笑)」(本気・彼女はしもべを平気で粛清する反則なほど強い悪魔)
なんてやりとりがあって しもべと飲み友達になってしまうそんなエピソード。

爆笑させていただきました。

そんなミョルマイルさんに会いたくなった方は 是非
「転生したらスライムだった件」読破をおすすめいたします。(。・ω・。)ノ♡

下の方に雲が見える鉄塔。



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