まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

間合い

2015-05-17 20:32:12 | 日記
今日も夏みたいでしたね。
まだ5月も半ばだと言うのに もう暑くなる気か?>群馬

さて 本日は「間合い」の話です。

間合いとは・・・goo国語辞書によると

1 隔たり。「―を詰める」
2 適当な時機。ころあい。「―を見計らう」
3 舞踊・音楽などで、調子や拍子の変化する間のわずかの時間。
4 剣道で、向かい合った両者の隔たり。

よくチャンバラなどで 真剣をもった侍が二人 じりじりと「間合い」を測っているシーン。
緊迫しますよね。

我々大人は 他人と絶妙な間合いを測って生活しています。

さほど親しくない人と 近づきすぎてはならないし
異性の場合 さらにこの「間合い」は重要となる。
近づきすぎると妙な誤解を生み 人間関係が危うくなりかねない。

会社に勤めていたころ この「間合い」が人とは全く異なる先輩がいた。

彼を分かりやすくするためにAさんとしよう。
Aさんは 背は高かったがかなり痩せていて 
そして気配を全く感じさせず 人に近づくという特技に長けていた。
もうほとんど妖怪レベルである。

視界に入ってから間合いを詰められた場合 
こちらにもあわててよける!という選択肢がある。

しかし Aさんの場合 気づくと30cm圏内にいるのである。
近くないですか?

自分の顔のすぐ横に全く親しいわけでない異性の顔がある。
普通の状態じゃない。

ここで 露骨によけたら さすがに失礼と思うので 
話しながら にじり下がっていくしかないのである。

しかしこちらが 下がるとすっとまた 間合いを詰めてくる。

この間が絶妙。

ここで誤解されている方がいるかもしれないので お断りしておくと
Aさんが私に特別な好意を持っていたわけではない。
Aさんは 誰にでもこうだったのである。

最初 あまりに突然間合いを詰められ 絶句し
『近い!』と思いながらも 
なるべく冷静さを保ちつつ 距離を広げようとした私であったが
人は慣れていく生き物である。

数か月もすると
「この人 人との間合いが分からない人なんだ。」
と納得し 
『相変わらず近いんだけど・・・しかも気配消すな!』
と思いながらも 普通に仕事の話ができるようになってしまった。

理系君の変てこさのラインナップに恐るべき対応力のあった自分だったからだと思うが 
影口を普段叩かない賢明な女性同僚ですら皆 Aさんを「気味が悪い。」
と言っていました。

皆様 人との「間合い」には十分気をつけましょう。

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2 コメント

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Unknown (ブタフィーヌ)
2015-05-18 17:18:55
まんじゅうさん 温かい励ましのお言葉ありがとうございました
体調はほとんど戻りました
あとは気力かと^^

「間合い」あまり意識したことなかったです
私はどんなふうに間合いをとっているのかしら?
自分ではあまりわからないかもね
返信する
ブタフィーヌさんへ (まんじゅう)
2015-05-20 06:31:05
体調が戻られたとのこと。
本当に良かったです。
遠く群馬より気力を注入!^^V
あ・・でもどうかお大事に。

私もその方に出会うまであまり「間合い」を意識したことがありませんでした。
でもそれ以来、その人ほどではなくても「近い」「遠い」があるなあと感じることが多いです。
大抵の方は適度な距離ですよ。
返信する

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