ヒエラルキー

今日は涼しかったんだろうか。
いつも七分袖一枚の私を見て　すべての同僚が「さ・・・寒くないですか？」と聞いてくる日も近い？
（今日だけで　5人くらいに言われました。）

さて　本日　仕事の疲れをいやすために読書に励む私の横で　テレビのチャンネルを変え続ける夫とそれを見ている娘。

皆さん知ってましたか？
6分の読書で　ストレスは大幅に解消されるそうですよ。
それを聞いて以来　正味15分の休憩で　むりくりお茶を飲みつつ　読書にまい進する単純な私。
確かに　本の世界に入るのに2～3分なので　10分くらい集中すると　いいかも。

・・で　　番組表を見ていた娘が

「こなゆきだ～」

ん？もう冬の話か？

と思って画面を見ると　映画をやっておる。

嫌な予感。
「ママちゃん　『こな雪』だってよ。どうするうちの娘？」
と　夫。

ま・・・まさか　
さ・・・細雪（ささめゆき）？

我が家の読書ヒエラルキーははっきりしている。

題名も読めない（有名な作品も知らない）娘　＜　題名だけ知っている夫　＜　読んだことがある私

たまに夫が読んだことがあったりしますが　一番下の娘は不動です。
一番本読む季節だろ（どんな季節？）と言う今　娘の読書数ゼロ。
そもそも今年に入って　一冊も読んでないと思う。

去年は受験だったから仕方ないと思っていたけど　結局もともと読まない人は暇になっても読まない。

そういえば　今日　資料請求でゲーテの「若きウェルテルの悩み」がきました。
同期の若者が　
「読んだことないし　聞いたこともないです。」
と言っていて驚きました。
一緒にカウンターに入っていた先輩も
「知らないです。」
と言っていた。

え・・・「若きウェルテルの悩み」なんて　それこそ若い時　本好きなら読むもんじゃないの？
『司書』って　本好きグループに入れちゃだめなのかしら？

今の子たちって　携帯とかスマホとかゲームとか　テレビとか　時間をつぶすものが無限にあるからか
意外と王道を読んでいないんだなあと　思うことしきり。

まあその分　私の知らない　新しい作家さんは知ってたりするのかもしれませんが。
桜庭一樹とか　山田悠介とか？
（どちらも若者に人気があるけれど　並べちゃいけない作家だったらすみません。）

ちなみにGOSICK（桜庭一樹）は　中学生たちに勧められて1冊読んだけど　挫折しました。
面白さが　分からなかった。
すごく人気があるのにね。

ちなみにうちの娘に　
「さっきの映画のタイトル覚えている？」
と　聞いたら
「ゆめゆき？　・・・・なごりゆき・・・・・・え・・・違うの？」

『なごりゆき』って・・・・『こなゆき』も歌の題名だったなあ・・・

もう　あなたは小学校からやり直してください。

いがぐりおは　ウェルテル知ってる？（ダジャレじゃないよ。＾＾V）
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