まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「風の海 迷宮の岸」小野不由美

2019-08-08 11:57:23 | 読書のすすめ
今日も会津は晴れております。
朝一 9時に スーパーへ行き買い物済ませました。
そのあと 掃除もしたら 汗が 滝のように流れ
死ぬかと思った。(大げさ?)
昨日の群馬 38.2度。
帰りたいけど帰りたくない。TT

さて 小野不由美の「風の海 迷宮の岸」を読みました。

風の海 迷宮の岸 十二国記 2 (新潮文庫)
山田 章博
新潮社


お察しの方もいらっしゃるかと思いますが
十二国記シリーズ 発行順ならば
4巻になります。

先日お伝えした通り
十二国記シリーズは 10月11月に
久々に 全4巻の大長編が刊行されると
新潮社より発表されております。
これで完結するとの噂もあり
全国500万(根拠なに?)は超えるであろう十二国記ファンは
胸躍らせていることでしょう。

私もこれまで 2回読み返したものの
大好きな尚隆が主役の「東の海神 西の滄海」しか
購入していませんでした。

しかし 現在 会津と群馬を往復する毎日。
マイ本棚の図書館で長編を借りるのは難しい。
そこで 買いましたよ。
残りの10巻も。

本屋さんで10冊を大人買いしたところ
店員さんが
「これ10月に新刊が出るんですよね。」
と言ってきたので
「そうなんですよね。とりあえず全巻読み直そうと思って。。。」
と答えたら もう嬉しそうに ものすごく手をかけて対応してくれた。
十二国記ファンだ!!!

さて 話を戻して「風の海 迷宮の岸」。

主役は 10歳の泰麒(泰の麒麟)。
彼は 生まれ落ちる前に 蝕(災害)で蓬莱(日本)に流されてしまった。
本来 王を選ぶ麒麟は 仙境にて下にも置かれない丁重さで育てられるが
彼は日本で 何だか自分はここが合わないと幼いなりに違和感を感じ
孤独に生きていた。

ようやく 育ての親代わりの汕子に見つけてもらえるが
仙境に移ってからも
自分が麒麟であるという自信が持てずにいた。

無理もない。10歳なんて子供だ。
いきなり 「貴方はこの国の王を選ぶ麒麟なのです。」
とか言われても 受け入れがたいに決まっている。

そんな状態で王選びの時期がやってきて
「天啓で知る」と言われて人々を見るが。。。。


泰麒の蒿里。
仕方ないが うじうじしすぎ。
そして これに助言する景麒(慶国の麒麟)がこれまた暗い系キャラ。
(注。好みと主観入っています)

あかん。
毎度(読むの3度目)のことながら この二人。
あかん。この組み合わせ。
最初から六太(延国の麒麟)連れてきてやってよ。

まあ でも こうやって読者の気を持たせつつ
最後まで読ませる小野不由美先生はすごい。

物語の9割以上気を揉まされますからね。

ただし 読後感は悪くないです。
独特の世界観にひたすら引き込まれます。
ぜひ ご一読を!

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