セオリー？

今日は　午前中は涼しかったし　今も涼しくて　ちょっと秋がやってきたかなあという感じ。

さて　今日　夫が仕事休みだったので　いろいろお彼岸の買い物を頼んでおきました。

出かけたついでに　前から欲しがっていたベスト（チョッキともいう？）をいろいろ見てきたみたいです。　

夫の会社は　ずっと制服があったのですが　最近私服化しました。
夏の間は　半袖のワイシャツとズボンで　良かったのですが
秋冬に備えて　また少し私服を買い足さなくてはなりません。

・・・で　なんでだかわからないけれど　夫のファッションセンスではベストが欠かせないらしく　このところ　いろいろ見ていたのですが　どうも夫にとってはどれもいまいちらしい。

相手のファッションには　一切注文をつけないのが　夫と私の長年のルール。

三つ揃いでもないのに何故ベストなのか？とか　いろいろ謎はありますが　まあ着たい服を買えばいいんじゃない？と　思っていました。

仕事から帰ると　夫が　
「いくつか　候補を絞ったから　一緒に見てよ。」
と　言ってきました。

そこで　一緒に　出かけて　いくつか試着していたんですが　最近のベストは細身。
夫は　通常Mサイズなんですが　Lじゃないと着れないというか　前のボタンが閉められない。

「困ったおじさんサイズねえ・・・」とか　言いながら試着していたら

お店のお兄さんが　いきなり
「最近のベストは　細身なんです。そのデザインは特に細身で・・・」
と　語りかけてきたので

「そうなんですかあ。」
と　聞いていたら

「でも　そのデザインでLだと　丈が長くなってしまいます。
　そのデザインは　シャツインして　お腹までの丈で来ていただくセオリーなんです。」

要するに　どうも　胸のボタンが閉まらないからって　Mサイズの夫がLサイズを試着していることが　我慢ならなかったらしい。

しかし　セオリーって・・・

お兄さん　そもそもセオリーの意味知ってんの？

・・・っていうか　客が自分で納得して買うなら　どう着ようと勝手じゃないの？
セオリーね・・・・

とはいえ　アラフィフ夫婦は大人なので　お兄さんと喧嘩するようなことはせず
「へええ・・・そうなんですかあ？・・・・」
と　お店からフェードアウトしたのでした。

夫は　「あの店の購買層はもっと若いからじゃないの？」と　言っていましたが
この高齢化社会で　アラフィフさえも除外する店って　やっていけるの？

結局　別のお店で買いました。
もう今後あの店には行かないでしょう。
顧客を逃したな。

サービス業には　ちょっと厳しいまんじゅうでした。

いがぐりおは　お客さんに説教したりしないよね。
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