ピリオドの向こう× 『ときどき』
ウォルター「直接来てくださるなら、どうして時間を指定して一度電話をしろなどと!?」
ゴルゴ「依頼者にストレートに会うと・・・・・・・・・ときどきトラブルが起きる・・・・・・・・・・・・・・・」
○ 頻繁に
ウォルター「お願いですっ、ミスター・東郷!!」標的を傷つけずに、標的がしているイヤリングを狙撃せよ!
「あなたの‶世界一の射撃〟を売ってください!!」
いやーいくらゴルゴでもそんなん無理でしょと思っていたら、
とんでもない事件が発生してしまうのです。
ウォルター「ゴ、ゴルゴ13め!!」何が『世界一』・・・・・・!
「ゴルゴ13めーーっ!!」
逃走した殺人犯から電話ですぞ!
ウォルター「東郷か!!いい訳なんぞ聞きたくないぞ!!」まったく往生際が悪いぞ『人殺し』め!
「ただの人殺しを世界一の射撃手だと思いこんだわたしの、ミステークだったんだ!!」
ゴルゴ「・・・・・・・・・ひとつだけ伝えておきたいことがある・・・・・・・・・・・・」
「おれは撃たなかった・・・・・・・・・おれは発砲しなかったのだ・・・・・・」
どっこい、ここからが名探偵ゴルゴ。
真犯人を特定してからのー
????(真犯人)「なんでもしゃべるから裁判を受けさせてくれえ!!」『世界一』はやはり『世界一』だったのでした。
「やめてくれえーーっ!!」
ウォルター、ウィルソン「!!」
鬼畜の宴68歳の2人はとっても仲良し!
ロスマクドナルド「よしっ、始めるぞ!!」
「競争開始だ!!」
ペテンセン「いいぞっ、負けるものか!!」
今日もアマゾンの奥地で楽しい『インディオハンティング』!!
ロスマクドナルド「もっと新しい遊びを考えなくちゃあな・・・・・・・・・」こいつらが1コマでも早く死にますように!!!!!
ペテンセン「そう!もっと強烈な遊びを!」
2人のゲスの『新しい遊び』は、『世紀の闘い』を見物することだよ!
隠しカメラを設置した会場に両選手が入場したよ!
スパルタカス「あんたがおれの挑戦をうけてくれるとは、思わなかったぜ・・・・・・・・・・・・」ゴルゴ13対スパルタカス!!
「やはり・・・・・・・・・あんたへの連絡文、挑戦状の‶この挑戦をうけなければ、ゴルゴ13を二流と見なす〟というのが・・・・・・・・・効いたのかな?・・・・・・・・・・・・・・・」
ゴルゴ「いや・・・・・・・・・」
「スパルタカスほどのプロフェッショナルが・・・・・・・・・・・・どうしてこんなまねをするのか・・・・・・・・・」
「それをたしかめたかったまで・・・・・・だ・・・・・・」
スパルタカスもゴルゴが『ほどの』とまで評するプロらしい。
ショーは、終わりました。
スパルタカス「ま・・・・・・・・・ゴルゴ13に、とどめを刺せないまで弾丸を使わせたんだ・・・・・・」弾切れの上、ゴルゴも負傷。
「それで満足すべきだろうふふふ・・・・・・」
実力はゴルゴに匹敵していたと言っていいでしょう。
しかし・・・・・・この決闘の裏には気づいていませんでした。
ゴルゴにそれを指摘されて真実を知ったスパルタカスは――
スパルタカス「ガブリエル・ロスマクドナルド・・・・・・・・・・・・インゲマル・ペテンセン・・・・・・・・・このふたりを始末してくれ、ゴルゴ13!」依頼料もばっちり払って契約成立である。
ロスマクドナルド、ペテンセン「!!」
つまり・・・・・・m9(^Д^)
マンガーノ「計画はすべて順調ですよ・・・・・・・・・・・・」ゲス共の護衛として雇われたマフィア、マンガーノ。
なかなか優秀な指揮官振りで、ゴルゴへの対策は万全に思えたのですが――
マンガーノ「ば、ばかなっ、こんなばかな!!」残念でしたXP
SEXY・TIGER セクシー・タイガーこれで気にならない女がいるだろうかいやいまい
ミレーヌ「気にいった娘が見つかったら、あたしに声をかけてくれればいいわ・・・・・・・・・」
ゴルゴ「本人でもか?・・・・・・・・・」
ミレーヌ「え!?」
ゴルゴ「本人でも、か・・・・・・・・・・・・と、聞いているんだ・・・・・・」
※ただしイケメンに限る
彼女はこの辺を仕切る権力者レオの女ですぞー
ミレーヌ「あうう~~~っ!!」そう かんけいないね
そいでまぁ、計画通りに仕事をこなしてからのー
ゴルゴ「・・・・・・・・・この世界は、病的な用心深さと、それ以上の臆病さを持ちあわせている奴だけが、生き残れる資格を持っているのだ・・・・・・・・・・・・・・・」「仕事の都合で利用した女」を始末するのって実は珍しいんじゃ?
今回は現場に居合わせてたからか?
陽気な狙撃者ゴルゴが現地調達に使うくらいだからそこそこ有名なんだろうけど
????(銃職人)「まあ、やってはみますが・・・・・・・・・ご期待にそえるかどうかは、わかりませんが・・・・・・・・・・・・」
ゴルゴ「おれは試作品を買いにきたんじゃない・・・・・・・・・・・・」
「依頼通りの弾丸の出る・・・・・・ライフルを捜しにきたんだ・・・・・・・・・」
ちょっと頼りない印象の銃職人。
ただ、幸い仕事はちゃんとやった模様。
今回の仕事先には、同業者がいました。
バーナビー「よう!あんたどうして、まるで、世界の苦悩をひとりで背おったような顔してなきゃいけないんだ!?」そんなの、さいとう・たかを先生に言ってください!
「おたがい似た者同士だ!もっと楽しくやろうぜ!!」
2人が受けた仕事は、
依頼人のライバル社の戦闘機を公の場で墜落させるというもの。
逆の立場で同じことをしようとしている訳だね。
どっちの依頼人もクズだね、性能で正々堂々勝負しろや(´・ω・`)
なお狙撃手たちの『勝負』はゴルゴが1枚上手でありました。
バーナビー「しかし、おれはあきらめないぜ。もう一度返り咲いてぜい沢に暮らしてやるんだ!」地道に再起を目指せばと考えるのは庶民の哀しさかの・・・・・・
死の翼ふれるべしちょっとなにいってるかわかんないっすね
????(NSA部長)「つまり、このムスタファ・アメールを中に閉じ込め、鍵をかけさせ・・・・・・・・・」
「その上で、ピラミッドの中で、これを殺害する・・・・・・・・・・・・」
そんな『まるで、手品』なこと、出来る奴が・・・・・・
いる、これがな
ゴルゴ「‶G〟だ・・・・・・・・・依頼をうけた‶手品〟の件だが・・・・・・・・・」作戦を検討するために書いた図面が日本語。
「なんとか‶タネ〟が見つかった・・・・・・・・・・・・」
これはもう日系なのは確定よね。
日本人関係者に絞れるだけでもゴルゴの正体に近づくことがで
????(NSA部長)「脳天に弾痕のある死体を見て、千年後の人たちは、どんな物語を考えるだろうか・・・・・・・・・と、」ごるご~にゃ☆
「考えてね・・・・・・」
????(NSA部下) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
????(NSA部長)「‶可能〟だ‶不可能〟だと・・・・・・・・・大騒ぎすることだろう・・・・・・・・・・・・」
????(NSA部下)「まったくですねえ・・・・・・・・・」
「まるで魔術ですから・・・・・・」
世界一の射撃で自らの冤罪を晴らす「ピリオドの向こう」、
シリーズでも最強と名高いライバルが登場する「鬼畜の宴」、
口説きテクも超一流「SEXY・TIGER セクシー・タイガー」他
「陽気な狙撃者」「死の翼ふれるべし」の5編を収録!(横着)
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