「孔明は10万本の矢を集めてはいない?」「関羽は赤壁で落ちのびる曹操を見逃した?」「桃園の儀は本当の出来事?」――7割の史実と3割の演出で構成された「三国志演義」の虚実を徹底検証。本書では「正史」と「演義」の比較、歴史書から「本当の三国志」に迫る。脚色なしの英傑たちはいったいどんな歴史を創ったのか――日本でも小説・マンガ・映画などで愛されている三国志を違った角度から楽しむ。裏表紙より。
元の本は2009年4月。
三国志のウソ! ホント?あえて赤壁に関する話題はスルー。
買って読んでネ!
その他の三国志のウソ!ホント?ヒドイハナシダナー。
孝行息子・関平は、関羽の養子だった?
なぜ養子にされたのかというと、その理由には諸説あるが、やはり実の子でもない関平が義父に殉じて死ぬことが、美談として民衆の間で語り継がれてきたからだろう。「演義」の作者も義の人・関羽を称賛するために、この民間伝承を採用したのだと考えらえる。
そんなんせんでも、『義の人』ネタは十分あるだろうに。
ツクりすぎると「偽の人」になってまうどー。
「死せる孔明、生ける仲達を走らす」は本当の出来事か?この本全体の主張として、「演義」はもちろん、「正史」すら「蜀ビイキ」なんだとか。
司馬懿が人形に肝をつぶして逃げたなどという話は、司馬懿をおとしめて孔明の知略を誇張する、作者の悪意によるものなのだ。
イイ話には裏がある・・・・・・こともある。
蜀魏呉 ウラ読み三国志ガイドおいバカころされるぞ
蜀 「桃園の義」は義兄弟の契りだけか?
◆ジェラシーを燃やす関羽と張飛
「血は水よりも濃し」というが、この三人は血のつながりなどなくても、兄弟以上の強い絆で結ばれていたことは確かだ。男同士が、若い頃から寝ても覚めても一緒に居て、その関係に割って入る者が現れれば嫉妬までするというのは、少々コワイ気もするのだが・・・。
三国志 戦いの系譜呂布やべぇぇぇぇを印象付ける、物語序盤の名勝負が・・・・・・
合戦と一騎討ち
呂布VS劉備ら三人 虎牢関の戦い一九〇年
◆群を抜く呂布の強さ
呂布の際立った強さが伺える好勝負だが、陳寿の描いた「正史」や裴松之の注には記述がない。「演義」の作者の創作、あるいは民間伝承である可能性が高い。
いや、実際1人に3人がかりって逆に動き辛いだろ(´・ω・)
関羽と張飛はリーチの長い武器だし。
長坂坡の戦い二〇八年趙雲、実は夫人のことが・・・・・・な演義には全俺が泣いた(´;ω;`)ブワッ
◆敵陣の中を駆け、阿斗を救い出す
趙雲は何とか阿斗を探し出し、懐に抱いて敵中を突破、劉備の一行に追いついた。残念ながら、夫人はすでに息がなかった。
三国志演義のちょっといい話バッカ、『劉備に仕える』なんてマクラは不要なREYYYYY!!
真の武人・趙子龍
◆武将人気No.1
劉備に仕える武将の中で誰が好きか? そんなアンケートで、No.1となったのが趙子龍。関・張を抑えての堂々一位の理由は、やはり、ひたすらに忠義を尽くすその姿だろう。
あんな武将はいなかったとか、あの戦いはなかったとか・・・・・・
かと思えば、あれがマジだとかそれがマジだとか・・・・・・
俺の様なニワカは読んで驚け見て笑え(?)、三国志の世界は深すぎるでござる。
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