今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

白雪姫 -グリム童話集Ⅰ- グリム 植田敏郎訳 1967年7月30日 新潮社

2015-12-23 06:14:38 | その他小説
ドイツ民衆の口から口へと語りつがれてきたメルヘンを、こまめな熱意をもって収集し、文学的才能によってナイーヴな詩に高めたグリム兄弟。本書は、世界中に愛読されるグリム童話のなかから、表題作をはじめ、『歌う骨』『金の鵞鳥』『強力ハンス』『勇ましい豆仕立屋』『灰だらけ姫』『千匹皮』『鉄のハンス』『金の鳥』『藁と炭といんげん豆』など23編を収録した傑作集第一集である。
裏表紙より。
おとなの傑作童話の次は、世界の傑作童話を読んでみる。
「元」は19世紀前半・・・・・・約200年前か。



小人のルンペルシュティルツヒェン

 そして、怒ったあげく、左足を両手でつかむと、自分のからだを、真っ二つに引き裂きました。
工エエェェ(´゜д゜`)ェェエエ工
・・・・・・左足を引っこ抜いたなら『真っ二つに引き裂き』とはならないよなぁ。
左足の先からパカッ、いやバリッと[削除されました]
※爽やかな(?)朝にふさわしくない表現をお詫び申し上げまス。





強力ハンス

 小人は、腹だちがすっかりおさまるまで、もみよじりをいためつけてから、城を出ていきました。
留守番中、乞食な小人を追い返そうとしたらボコられた『もみよじり』。
翌日には仲間の『岩はじき』も同じ目に。
さらに翌日、今度は主人公のハンスが留守番をすることになりました。

『気だてのよい』ハンスは小人に自分の食事を分けてあげたのですが、
小人は礼を言うこともなく『またくれ』『また肉をくれ』。
「何てずうずうしいやつだ、おまえは」
 と、ハンスは言って、何もやりませんでした。
ホントだよ!調子乗んな!
まったく冗談じゃない・・・・・・

 すると、怒った小人は、ハンスにおどりかかって、もみよじり岩はじきと同じように、ハンスをやっつけようとしました。
ふざけんな
ぶち殺すぞ(´・ω・`)

ところがそこはイケメンハンス、見事小人を返り討ちに。
この『ずうずうしいやつ』の正体は・・・・・・?
「優しいあなたに恩返し」的なお約束を裏切った展開の結末は、お手元で!




賢いちびの仕立屋

「思いきってやりさえすれば、もう半分はできたようなものさ」
キャーちびイケメーン。


 それから、ちびの仕立屋は、王女と、まるでひばりのように楽しく暮しました。うそだと思う人は、一ターラー払ってくださいよ。
まったく仕方ないなーって、何でだよ
『楽しく暮しました』で終われよ!





灰だらけ姫

 姉たちは、それでもまだあきたらず、およそ 考えうるかぎりの、心の苦しみを与えるのでした。少女をあざけり、えんどう豆やレンズ豆を灰の中にわざとこぼして、それをすわってひろわせたりします。夕方は、くたくたになるまで働いても、そのあげくベッドには寝られず、煖炉のそばの灰の中に寝ころぶよりほかはなかったのです。少女はいつもほこりまみれできたなかったので、姉たちは「灰だらけ姫」と名をつけました。
最低の「灰!」ってやつだアアアアアアハハハハハハハハハハーッ

後妻の連れ子の姉たちは確かに『心はみにくく、真っ黒』だけど、
しれっと少女を『灰だらけ姫』と呼ぶ実の父親が1番のクズじゃねぇ?





白雪姫

「ごらん、わたしはここでりんごを二つに分けるよ。そして、赤い頬をおまえさんがお食べ。白い頬はわたしが食べるからね」
 けれどもりんごはとてもうまくできていたので、赤い頬にだけ毒が入れてあったのです。白雪姫はきれいなりんごがほしくてたまりませんでした。そして、百姓女がそれを食べるのを見ると、もうがまんできなくなって手をさし出しました。こうして毒のある半分を取りました。
ああっ、可哀想な白雪姫!
・・・・・・すでに2回騙されて死にかけたんですけど。
『七人の小人たち』は、『よくよく注意』したんですけど。

ああっ、可哀想な白雪姫!(頭が)






「終わりよければすべて良しっしょ?」な展開多し。
悪人がwwwm9(^Д^)プギャーwwwwwwwな目に遭うのはともかく・・・・・・
子供向けの絵本がどれだけマイルドにされているかよくわかる。

小人さんへの印象が変わる本。
「親切な」小人さんなんて滅多にいないのである!


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