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今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

探偵ガリレオ 東野圭吾 2002年2月10日 文藝春秋

2018-08-27 08:51:40 | その他小説
突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク、幽体離脱した少年・・・・・・警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学。常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーのシリーズ第一作。 解説・佐野史郎
という訳で『シリーズ第一作』
元の本は1998年5月



第一章 燃える


「二十歳前の男が五人だ」そして間宮はぶっきらぼうに続けた。「一人死んだ」
 メモを取っていた草薙は顔を上げた。
「焼死、ということですか」
不良グループが深夜に自販機の側で騒いでたら突然燃えました
側にはガソリンの入ったポリタンクがあったんだってさ
まぁポリタンクだって寝てるとこ騒がれたら爆発くらいするやろ(てきとう)


事件(事故?)発生から3日目――
草薙刑事は『帝都大学理工学部物理学科第十三研究室』にいました
 じつのところこれが事件と呼べるものなのか、それとも単なる事故なのか、警察としてもまだよくわかっていなかった。
火災の原因がはっきりせず、マスコミからは『プラズマ説』が浮上
警察としては『霊の仕業』よりは納得できる可能性なので、
検証するために草薙は物理学者である友人・湯川を頼ったのでした


以下(ニュースで聞いた情報しか知らない)湯川の名推理
「幽霊の正体は、いつも案外つまらないということさ。ガソリンの入ったポリタンクがあって、その近くにはまだ大人の分別が備わっていない少年数名がいた。で、そのタンクに火がついたということになれば、考えられることは一つじゃないか」
はい終了
突然燃えたって話がそもそもバカガキ共の証言だしなー
ちなみに草薙によると捜査一課長の結論と同じだそうです


ところがぎっちょん捜査情報
「頭が燃えた?」
「そういうことらしいぜ」
ポリタンク爆発ぐわぁぁぁ、ではなく、
最初に1人のガキの『頭が燃えた』というのが死なずにすんだ4人の証言


興味を持った湯川は現場へ
まず状況を確認したことで『プラズマ説』は完全否定
草薙が見逃していた点を指摘しつつ、何やら仮説を組み立てつつある様子
「何なんだ、何か思いついたことでもあるのか」
「いや、今君に聞かせても仕方のない話だ。それより喫茶店にでも行かないか。コーヒーを飲みながら、ゆっくり考えをまとめたい」
解決フラグ・コーヒー


湯川は子供嫌いだそうです
『論理的じゃないから』『精神的に疲れる』云々
「そんなこといってると、女と付き合えないぜ」
「論理的な女性も多い。少なくとも、非論理的な男と同じぐらいは存在する」
土屋先生に言わせると、
女の場合は論理的に考えた上で(効率良いから)非論理的な態度を取るのじゃよ


「あのね、赤い糸が見えるの」
現場近所の子供の証言
火事があった日、騒ぎの直前に『赤い糸』を見たらしい
なお一緒にいた母親は見ていない模様
まー子供の目撃証言じゃなー
本当だとして関係あるとも限らないしなーなー


果たして火事の原因は何なのでしょうか
 これは湯川も予想外だったろうと草薙は思った。
1話目からもう一捻り入れて来るタイプ





第二章 転写る


「近頃の女の子はあんなものよ」体育館を出てから百合がいった。
「義兄さんの苦悩が目に浮かぶようだな」
だがちょっと待ってほしい
これは(いつの時代にもある)ほんの僅かなレアケースを、
よくあることかのように見せかけるマスゴミの手口ではないだろうか


姉の百合に頼まれてイベントの撮影係として姪の中学を訪れた草薙は、
校内に展示されていた生徒製作のあるモノが気になりました
 このデスマスクには――。
捜査一課刑事の勘は、事件を嗅ぎ当てました


『デスマスク』を作った生徒は、『型』を池で拾ったと証言
その池から『型』の顔を持つ死体が出てきたのであります
・・・・・・何の為の『型』?意味がわからないよ
「僕は霊媒師じゃないぜ。もちろん、過去に戻れるタイムトラベラーでもない」
でも最強のクラスである主人公だし(メタァ)


ふーむ考えてみよう
「女房が旦那を殺して死体を池に捨てたが、思い出のためにデスマスクを作り、それに使ったアルミ製の型も捨てたというのなら、一応筋が通るんだがね」
それでよくない?


ところがどっこい、警察で『型』を再現しようとしても失敗続き
間違いなく存在するのに、どうやって作られたのか不明であります
警察には無理だったんだよなー物理学の助教授ならどうかなーチラッ
「そんな挑発に乗るほど、僕は単純じゃないぜ」湯川は立ち上がり、ドアの横にある流し台のところへ行った。「さてと、コーヒーでも飲むかい?」
圧倒的コーヒー党


なお3ページ後
「一度、見に行くか」湯川が、ぽつりと言った。「その、ひょうたん池をさ」
朝令暮改は柔軟性の表れだから(震え声)


現場到着であります
・・・・・・汚い池ですなぁ
「インドには、原子力発電所から出る放射性廃棄物を不法投棄している川というのがある。旧ソ連は同じものを日本海に捨てていた。科学文明がいくら発達しても、それを使う人間の心が進化していないと、こういうことになる」
つまりAIで『人間の心』を再現するのは無用の長物ということ(飛躍)


『デスマスク』誕生のカラクリとは一体・・・・・・
「なぜ最初からそういわないんだ。それなら、もっと簡単に調べられたのに」
確認不足なのはお互いに減点
しかしキッチリ調べた草薙にはよくがんばりましたをあげよう





第三章 壊死る


「いや、今回はおまえにも無理だと思うよ。畑違いだからな」
本日のテーマは物理学ではなく『医学』、らしい


風呂場にて心臓麻痺で死亡
まぁよくある話なんじゃないの――
「壊死?」
「もちろん人間が死んだ後は、間もなく皮膚の細胞だって死んでいく。だけどこの痣の部分の死は、そういう類のものじゃないんだ。瞬間的に破壊されたっていう感じらしい」
警察や解剖した医師も見た事がないという、胸部が『壊死』した死体


生前がそこそこクズな奴だったし、自然死でいいよね
・・・・・・という訳にもまぁいかないよね
事件確定とも言えないので、2人で飲むついでに死んだ奴の聞き込み
 これは、相手を油断させるために協力してくれというサインだった。それを察したらしく湯川は、不承不承といった感じで名刺を女に差し出した。
そこそこベテランなだけに草薙も強かな面があるよね有能
ただしトリック


「使い方を間違えれば、凶器にもなるということか」
狂気が凶器に変えるのじゃよドヤァ





第四章 爆ぜる


「全く暑い」湯川は唇を歪めた。「知的労働者にとって、暑さは大敵なんだがね。記憶は熱によって破壊される」
テレビで異常気象って言わない年が無い件について


帝都大学のOBが殺されました
被害者は事件の少し前、帝都大学に来ていたらしく草薙が聞き込み
就職を世話してもらった教授に用があった?
2年で辞めちゃったならまぁお詫びくらいは言っとかないかなー
 だが洗面台の上に置こうとし、彼は手を止めた。そのレシートに印刷してある喫茶店の住所が引っかかったのだ。
被害者は先日湘南の海で起きた謎の爆発事件(死者1名)に関係が・・・・・・?


「なんだか、根が深そうな話だな」
『深そう』に見えてそうでもない気がするけどなこれ





第五章 離脱る


「どこまで離したかな」
「幽体離脱までだ。捜査本部に送られてきた手紙に、子供の幽体離脱のことが書いてあった、というところまで聞いた」
今日の事件のテーマは、『幽体離脱』ですッ!(混乱)


容疑者のアリバイの裏付けになりえる子供の目撃証言
ただし『幽体離脱』している時に見たと、そういう訳です
子供は警察が動く前から『幽体離脱』で見た光景を絵にしていたらしいので、
聞き込みの噂を聞いての作り話という可能性は低い模様
「いいじゃないか、ありのままを書けば。なかなか斬新な報告書になると思うけどな」
「他人事だと思って」草薙は頭を掻きむしった。
だって100%『他人事』だものm9(^Д^)


事情を聞いた湯川はとりあえず2つの仮説を提示
1つ目ー『偶然の一致』
「それはうちの課長の説だ」
課長マジ論理的


2つ目ー『時間と状況を錯覚』
件の子供はその日熱があったって話だからこれでいいんじゃないって感じ
つまり目撃したのは本当で、正確な時間を特定するのは警察の仕事
以上おしまい帰るがよい草薙刑事殿
「そんなことで君に威張られるとは、夢にも思わなかったな」そしてマグカップを手に、椅子から腰を上げた。
開き直りぃ!


「では種明かしといこう。だけど観客が必要だな」
はたして『幽体離脱』の真相は?



トリックのほえー感が他のミステリーとは一線を画すシリーズ
オチも変化球多めでミステリー好きなら1冊は読んでみるべき

ガリレオの苦悩 東野圭吾 2011年10月10日 文藝春秋

2018-08-25 09:54:17 | その他小説
〝悪魔の手〟と名のる人物から、警視庁に送りつけられた怪文書。そこには、連続殺人の犯行予告と、帝都大学准教授・湯川学を名指しで挑発する文面が記されていた。湯川を標的とする犯人の狙いは何か? 邪悪な犯罪者と天才物理学者の対決を圧倒的スケールで描く、大人気シリーズ第四弾。
実にオモシロイな『シリーズ第四弾』
裏表紙文から長編かと思いきや短編集
元の本は2008年10月
ああ、各タイトルの「読み」は自分で確認するといいよ



第一章 落 下 る


「あいつはもう警察には協力しないよ」
初長編で疲れたんやろなぁ(メタァ)
(「容疑者Xの献身」もよろしく!)


転落死した女は犯人がアリバイのためにトリックで落とした、のかも?
湯川せんせー謎解きよろしくー
「とにかく君の期待には応えられない。申し訳ないが、教える側の人間にだって、相手を選ぶ権利はある」
(゚ω゚)オコトワリシマス


湯川に協力を断られた『若手女性刑事』・内海薫は、
自分で考えて実験してみることにしました
「冷やかしですか」
「まあ、そう思ってもらって差し支えない」
殴っていいんじゃないかな


「あいつ、そんなこと一言もいわなかったぞ」
1つ目からはははこやつめ




第二章 操 縦 る


「大丈夫だ。味にうるさいのが一人いるが、本当にわかっていってるんじゃない。理屈をこねまわしているだけだ」
1番ウザいタイプじゃないですかヤダー


「この湯川君は、どれほど苦労して築き上げてきたものでも、少しでも疑えば、即座に叩き壊せる男だ。モノポールの探索、覚えているよ」
クラッシャー・YUKAWA


湯川の恩師・友永の息子が何者かに殺されました
ご愁傷さまだけどクズニートだったからむしろよかったねおしまい
「アホだろうが何だろうが、殺されている以上、犯人を挙げなきゃしょうがない」そういいながら間宮はみかんの皮を剥いている。「さあて、どこから攻めるか」
警察のリソースだって有限なんだし、
被害者がクズなら迷宮入りならぬ迷宮送りでいいんじゃないですかね


偶然来訪予定だったことで事件発生直後に現場に来たこともあり、
湯川は今回も捜査に協力することに
「研究をサボって、何をしているんだと叱られそうですね」
「いや、学んだことを人助けに利用するのは、学者として当然のことだ。世の中には、その逆をする人間も多い。つまり、学んだことを人殺しに使う連中のことだ」
絶対に許せんなニュートンでぶん殴ろう


友永は現役時代助教授止まりでした
というのも、『実践派』ゆえに研究内容が地味だったかららしい
「でも僕は、あの先生のやり方が好きだった。たしかに理論は大事だが、実践することも必要だ。実践して、失敗して、そこから新たな発見や着想が生まれることもある。あの先生は、僕にそのことを教えてくれた。だから、大切な恩人なんだ」
そんな『恩人』が・・・・・・


せめて、せめて『情状酌量』を狙える感じの幕引きを・・・・・・
「すまないが、帰ってくれ。君の妄想を聞いている暇はない」
(´・ω・`)


からのー?
「この結末は予想外だ。やられた。いやあ、参った」
人間は成長する!成長してこその人間!!
ユカワーッグローイン・アップ!




第三章 密 室 る


「全く無責任な男だ。自らの厄介事を僕のところへ持ち込むだけじゃ飽きたらず、君からの相談事を回してくるとはね」
湯川は草薙をぶん殴っていい


ペンションを経営する友人・藤村から『密室』解きの依頼です
今日は他の客がいないのでリラックスした雰囲気
「そういわれても相手がいないんだから仕方がない。それに最近では、結婚して後悔している人間と結婚しないで後悔している人間ではどちらが多いか、という命題も気になり始めている」
後悔を引きずりながらの婚活が上手くいかないのはわかる
いわゆる適齢期を過ぎた後の婚活は「金勝」なんつtt
名探偵の条件に「幸せな結婚はできない(未婚or離婚)」を挙げよう(提案)


さーて謎解きするぞー
・・・・・・湯川、確認することがいちいち細けぇー!!
うんざりした藤村は依頼を取り下げることにしました
気のせいだったに違いないうんきっとそうだよ
「君がそれで納得できるのなら、僕はいいんだが」
「納得できる。どうかしていた」
「そうか。でも、最後の質問には答えてほしい。宿泊客は、いつ風呂に入ったんだ」
『僕はいい』(僕も納得するとは言っていない)


はたして『密室』は存在したのかしないのか
「どうしてそこまでわかる?」
提示された情報に一切ムダがない感じ好き




第四章 指 標 る


「信じてない、という表現は心外だな。僕のほうには、公正な条件下で行われた実験結果ならば、それがいかに不思議な現象であろうとも信じる準備はある。ただ、そういう結果が出ていない以上、コメントできることは何もない」
今回の事件、鍵を握るのは『ダウジング』であります


「君はまだ科学というものがわかってないな」
今巻からのキャラだから仕方ないね




第五章 攪 乱 す


「何ですか、これは」
今巻の締め、裏表紙文の事件がはじまるよー


「僕に関していえばすでに手遅れという気がしないでもないが、そうしてくれ、というしかないな」
【悲報】警察の捜査に協力した結果・・・・・・
湯川、メンドクサイ事態に巻き込まれてご機嫌ナナメ
警察が迂闊だけどマスゴミが悪いよーマスゴミが


『悪魔の手』を名乗る謎の人物は、
警察をオチョクリやたらとY准教授に絡んでくるキモイ奴ながら、
事故に見せかけて人を殺せる恐るべき力を持っていたのだー!
「犯人のやり方は癪に障るが、ひとつだけいいことがある。湯川をその気にさせたことだ」
勝ったな(確信)


2人殺した上にさらに騒ぎを大きくしていく『悪魔の手』
湯川は警察に協力せざるをえなくなりました
「どうやらそういうことらしい。事件が解決しないかぎり、君たちはここへやってくるわけだからな」
薫はともかく毎日草薙が来るんじゃうっとうしいね常識的に考えて


さーて捜査協力の時間ですよ
「そうなのか。で、それがどうかしたのか」
教科書に載せる事を検討するレベルのでっていう


はたして『悪魔の手』の力の正体とは!?
「ああ・・・・・・」草薙は顎をこすった。「それはひとまず置いといて、という意味だ」
T大のY准教授も知らないことがあるんだナー





変化球が多いシリーズ
全8作だけどこれまでしか持ってないんだよなー探すかなー

空の彼方 菱田愛日 2010年1月25日 アスキー・メディアワークス

2018-07-08 08:09:15 | その他小説
この店で、あなたの帰りを待っています。
 小さな路地に隠れるようにある防具屋「シャイニーテラス」。店の女主人ソラは、訪れる客と必ずある約束をかわす。それは、生きて帰り、旅の出来事を彼女に語るというもの。ソラは旅人たちの帰りを待つことで世界を旅し、戻らぬ幼なじみを捜していた。
 ある日、自由を求め貴族の身分を捨てた青年アルが店を訪れる。この出会いがソラの時間を動かすことになり――。
 不思議な防具屋を舞台にした、心洗われるファンタジー。
 第16回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>受賞作。
裏表紙より
ぶっちゃけると・・・・・・
アニメの戦闘シーン集で聞いたようなタイトルだ原作かな?と
勘違いして買った反省はしていない
※そっちは「空の軌跡」



第一章


 なんとなく、男の浪漫な気がするのだ。
貴族のおぼっちゃまアル、家出して傭兵になるの巻
ベテラン傭兵ディランに出会ったことで、
傭兵ギルド・スカイシールドで働くことになった模様


今日はディランに連れられて武器屋に行き、次は防具屋に行くところであります
 何というか、健全な防具屋には全くもって見えないのは、僕の気のせいでしょうか?
『防具全般取扱店 シャイニー・テラス』!
路地裏の地下にある店のどこが『シャイニー』やねんなぁ?


そんな『胡散臭い』店の店主は――
 紛れもなく絶世の美女なのだが、その美しさよりも病的なまでのか弱さが強く印象に残る。幻の生物エルフのような、人間離れした美しさ。
 まるで絵を見ているかのような、現実味の無さ。
 一片のシミも無い。純白の布のような美しさが、彼女にはあった。
・・・・・・盛り過ぎじゃねぇ?


名前をソラと言いました
「防具一式を揃えたいって事だけど、ディラン。貴方は、彼にこの店の決まりは話してある?」
『店の決まり』があるそうです


ソラ曰く
「一つ この街、レーギスに住み、レーギスを帰って来る場所と決めている事。
 二つ この街に生きて帰って来るため、最大限の努力をする事。
 三つ この街に帰ってきたら私の店に顔を見せて、そして旅の出来事を私に話す事。ルールはこの三つ」
(´・∀・`)ヘー


アルの防具を選ぼうそうしよう
初任務は大商店の御令嬢の護衛であります
しっかり整備されている街道を馬車で進むだけの簡単なお仕事
「・・・・・・そう。でも、油断はしない事ね。簡単な任務だって言ってこの店を出て行ったきり、二度とこの店に顔を見せなくなった人を何人も知っているわ」
お、脅かさないでくださいよ(;´д`)


『店の決まり』とは別に、ソラから『お願い』が1つ
ソラ製作の防具は全て印入り
もし外でそれを見つけたら、可能であればここに持ち帰ってほしいらしい
「誰かを待ち続ける事は、一つの籠の中の世界。待つ事に、囚われ続けなければいけない。でも、待つ事さえやめられれば、あとは自分で決められる」
hmhm・・・・・・


防具一式見繕ったところで――
「格安にしておくから、持って行くといいわ」
 あ、しかもお金取るんですね。
役に立つんだかよくわからん魔法の手鏡を押し売り
絶対の美女だろうとなんだろうとこれだから商人は(偏見)


「いってきます」
逝ってよし



全七章やさしい世界
特別な勇者とか魔法がバンバンて感じじゃないのでファンタジー色は薄め
薄めというか軽い?
ファンタジー的設定は聞いたことある語句を並べただけっぽい感じ
まぁソラの待つ者という立ち位置が大事なお話だから・・・・・・
防具の声が聞こえる件は神託(はなしのつごう)でいいでしょう(てきとう)

お色気も萌えもありませんだがそれがいい
ラノベは中身見ないで買うと、
「ヒロイン脱がせとけばいいんじゃろ?」ってのがあるから・・・・・・
空想世界だからこそのwktkが欲しいんだそこんとこよーく考えてほしい
まぁ脱がすのを止めはしないけど

魔女の宅急便 角野栄子 2013年4月25日 角川書店

2018-04-07 08:04:27 | その他小説
お母さんは魔女、お父さんは普通の人、そのあいだに生まれた一人娘のキキ。魔女の世界には、十三歳になるとひとり立ちをする決まりがありました。満月の夜、黒猫のジジを相棒にほうきで空に飛びたったキキは、不安と期待に胸ふくらませ、コリコという海辺の町で「魔女の宅急便」屋さんを開きます。落ち込んだり励まされたりしながら、町にとけこみ、健やかに成長していく少女の様子を描いた不朽の名作、待望の文庫化!
裏表紙より
ジブリでお馴染みの作品の原作
元の本は1985年(福音館書店)



やさしいせかい(とても簡潔な感想)
毎年のようにテレビでやってるしって、今年は1月にやったのか
4~5月にやるべきだろストーリー的に考えて・・・・・・
いや原作(これ)は3月に読むのも悪くない

2巻もあったから一緒に買ったけど、シリーズ6冊あるのか(驚愕)
うーむ気になるググるんじゃなかった/(^o^)\

新装版 ロードス島戦記 灰色の魔女 原案:安田均 著:水野良 2013年11月1日 KADOKAWA

2018-03-21 09:26:43 | その他小説
〝呪われた島ロードス"。魔神との戦いから30年、平和を取り戻し、その傷が癒えつつあるこの島に再び戦火の兆しが。ロードスの未来を憂い、武者修行の旅に出たパーンは、エルフのディードリット、魔術師のスレインら仲間と共に試練に立ち向かっていく。そして戦争を操る謎の魔女の存在を知るのだが、それは大いなる運命の始まりに過ぎなかった――。25年の時を経て、名作ファンタジーが大幅加筆修正され、ここに新生!【解説:安田均】
裏表紙より
この手のものでは日本で1番有名であろう『名作』を手に入れたぞ



第Ⅰ章 冒険者たち


 ギムはすぐに決心した。
 ひとつの手掛かりさえあれば、もはや躊躇うことなどない。
ドワーフ族の細工しギム、大恩ある六英雄が1人ニースのために、
行方不明であるニースの娘レイリア捜索に旅立つの巻


 魔神との戦いは絶望的なものであったが、最後には人間とエルフ、ドワーフらの妖精族が団結し、魔神はふたたび封じこまれた。今では、その戦いの傷跡も癒え、平和な日々が戻っているが、その事件は大陸にも伝わり、呪われた島としての風評をゆるぎないものとしている。
『辺境の島』ロードスの風評被害はどれほどだろうね
大陸で就職するのは厳しいレベルかな?(てきとう)


そんな島の『山間の村』ザクソンでは、最近大事件が起きていました
 村に起こった大事件、それはゴブリンという妖魔の出現である。
ゴブスレさんを呼ぼう(提案)


20体ばかりの群れが村の近くに住み着いて3か月、
まだ直接の被害は無いものの・・・・・・悪い予感しかしませんな
そこで村の青年パーンは、村の男共総出での先制攻撃を呼びかけました
が――
「まだ何も悪いことは起こっとりゃせん。もしかすると、ずっと起こらないかもしれんのだ。なのに何で危険を冒してまで、奴らを刺激する必要がある。もしも失敗したら、そのときこそ、ゴブリンどもは村を襲ってくるだろう」
よりによってパーンが弓使いとして期待してた猟師の意見なんだからダメだこりゃ

反対多数によりパーンの先制攻撃案は否決されました
~おしまい~
「決まったか。よーし、そいつでいこう」
パーンと友人の『本物の聖職者』エト、2人だけで何とかする模様


ゴブリンは夜行性なので昼間に強襲、まず見張りをぶっ殺し、
洞窟の入口に火をつけて連中が煙に慌てて出てきたところ皆殺し
よし完璧な作戦だ
 だが、エトは見た。
『本編の一応の主人公』がさっそくやらかしたぁぁぁ


だったら正々堂々皆殺しにするまでよ!
・・・・・・2対20とか、まぁ、その、無理ゲーよね\(^o^)/
①ハンサムのパーンは突如反撃のアイデアが閃く
②仲間が来て助けてくれる
③助からない。現実は非情である。
「これまでだな・・・・・・」
失敗した駆け出し冒険者そのものじゃないですかーヤダー


パーンの冒険~おしまい~
「どうやら間に合ったようですね・・・・・・」
という訳で②
村に住み着いた魔術師スレインと、彼を訪ねていたギムがゴブリン共を皆殺し
村長が応援を頼んでくれていたのでしたマジ有能さすが村長


生還したパーンは村でちょっとした『英雄扱い』らしいよ!
まー20体のゴブリンの半分はパーンとエトがやっつけたからね!
これでこの先村ではモテモテだね!しねばよかったのに
ゴブリン退治から10日後――そんなモテ男がスレインの家にやってきました
「オレは旅に出ようと思っています。もともとこの村で一生を終えるつもりはありませんでしたし、先日はゴブリンを相手に醜態をさらしてしまいました。しかも自分が知らない間に英雄扱いされている。オレは自分の手柄でもないことで、みんなから勇者だの英雄だのと呼ばれるのは、正直言って苦痛なんです」
hmhm
エトと一緒に旅立つんだってさ


で?
それはスレインに話すことかね?
「あなたにも一緒に旅についてきてもらいたいんだ」
ず、ずうずうしい・・・・・・!


特に親しい訳で無し、そうですかがんばってネで終わるような話・・・・・・
(二度までも同じ決断を迫られるとは・・・・・・)
若い頃の苦い経験を思い出したスレインは、
ギムも巻き込んでパーンについて行くことになりましたとさ
パーンは称号むさいを手に入れた!
エトは称号むさいを手に入れた!
スレインは称号むさいを手に入れた!
ギムは称号むさいを手に入れた!


前衛2人後衛2人(エトは前衛も一応可)
戦闘力のバランスは悪くないけどなー男4人だと華がなー(チラッ



5巻までは(中古で)確保したからそのうちね明日はジャンプだけど