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今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

あらすじとイラストでわかる 孫子の兵法 知的発見!探検隊 2012年4月11日 イースト・プレス

2015-04-21 07:53:34 | 仕事
古今東西、数多ある兵法書の中でも、最古にして最高の水準を誇るのが「孫子の兵法」。今も世界各国で愛読されているこの古典には、あらゆる「戦い」の機微が書き尽くされている。現代においても、ビジネス競争、受験戦争、出世競争、スポーツ、恋愛などさまざまな「戦い」がある。そうした場面にも十分に応用できる「知恵」がここには凝縮されているのだ。本書では、イラスト、図表をたっぷり使い解説。また「実践・孫子の兵法」もあわせて紹介する。
裏表紙より。
元の本は2011年1月。
「三国志」を読んでるところ(現在白帝城)だったから目に入った。「損して得取れ」ならぬ「孫子で得取れ」ばりに出てくるからサ。


第1章 孫子の兵法とは何か

歴史上の偉人と孫子の兵法
孫子に影響を受けた・孫子を評価していた人々の例その1。
ナポレオン、ヴィルヘイム2世、ヒトラー、毛沢東、ホー・チ・ミン、マハティール。

戦国武将も愛した孫子の兵法
孫子に影響を受けた・孫子を評価していた人々の例その2。
楠木正成、毛利元就、武田信玄、織田信長、明智光秀、豊臣秀吉、山本勘助、徳川家康。

ビジネスマンたちのバイブル
孫子に影響を受けた・孫子を評価していた人々の例その3。
松下幸之助、本田宗一郎、ビル・ゲイツ、孫正義。

・・・後光効果半端ねぇな!
「孫子の兵法ってどうなん?」と軽い気持ちで手にした人間を完全に捕獲するための構成
こいつはちょっと危険な本だぜ・・・と思ったところに追撃が!

ビジネスで役立つ孫子の兵法

力の浪費を避ける
 孫子の兵法の中でもこれほど有名な一文もないだろう。「兵とは詭道なり」…戦うこと、それはつまり敵をだますことだ。サービス残業を押し付けてくる上司…これは間違いなく敵。しかしそのまま戦っても勝ち目はない。そこで「故に、能なるもこれに不能を示し…」これが役に立つ。出すべき時にパワーを出せるよう温存するため、可能なことも不可能なように見せる。これも立派な兵法のひとつだ。
うっはwwwこれが第1章の締めwww
思わず笑っちゃうくらい、「絶対に逃がさん!」という意志が感じられる
この時点でもう大好きだ。



第2章 あらゆるものに「勝つ」ための心がまえ

交戦せずに勝利を目指す

必ず全きを以って
天下を争う
故に、兵、頓れず、
しかして而して、利を全うすべし
此れ謀攻の法なり

(謀攻篇)
解説 傷を負うことなく勝てばともにダメージは少ない
名将は自軍の兵を疲弊させない
 およそ名将と呼ばれる者は、戦わずに敵軍を屈服させ、城を攻めずに落城へと導く。敵を撃破するにしても、短期戦である。
 なぜなら、自軍の宝でもある兵を疲弊させたくないからだ。交戦すれば傷を負うし、疲弊する。名将は戦が長引けば、兵だけでなく国家までが疲弊することを知っている。
ワタミ()

第5章 人望を得て優秀なリーダーになる

敗北をもたらすリーダー

将に五危あり
必死は殺す可し
必生は虜とす可し
忿速は侮る可し
廉潔は辱む可し
愛民は煩わす可し

(九変篇)
あらすじ

「必死」は、必死になりすぎて引き際を知らないこと、「必生」は、臆病すぎて前進できないこと、「忿速」は、短気で敵の挑発に乗りやすいこと、「廉潔」は自分の名誉にこだわるあまりすぐ傷つきやすく、そのため自分の任務を全うできないこと、「愛民」は慈悲深いが、それゆえに小を殺して大を活かすことができず決断できないことである。

解説 優れたリーダーは柔軟性に富んでいる
こだわりすぎることの悪影響

 これら5つの特性がないというのであれば、慎重で勇敢といった矛盾した性格になるようにも思えるし、美点に思える性格もある。だが、何にせよ、将軍がひとつのことにこだわりすぎることは敗北につながるといっているのであり、将たるものは柔軟性を持って臨機応変に対応することが望まれるのだ。
『必死』『必生』『忿速』『廉潔』・・・「将」にはまだまだなれそうにないな・・・。
『愛民』は心配要らない。殺す時は全部殺すから。(きりっ)

第6章 応用力でピンチを乗り切る

敵の力をじわじわと奪う

敵、佚すれば
能く之を労し、
飽けば能く之を飢えしめ、
安ずれば能く之を動かす

(虚実篇)
解説 補給路を断ち休みを与えるな
不利な事態を打開する方法

 有利な状態の敵をそのままにしておけば、いつまでたっても自軍は不利なままで、いつかは敗北することになる。だからこそ、一見遠回りに見えても、自軍を有利な状態にするように、相手の戦力を忍耐強く削る必要があるのだ。
このあとの実践例がこの本で1番衝撃的だった。
実践孫子の兵法
歯医者Aの策略
同じ町に歯医者が3軒あって、その中でAは1番劣勢だった。Aの策略とは・・・!?
 ある時、AはB、Cに先駆けて夜間営業を始めた。すると、B、Cも負けじと同じように夜間営業を始めた。すると、なぜかAはすぐに夜間営業をやめてしまい、現状の患者のケアに集中した。一方、B、Cは長時間営業を行うために安い賃金で経験不足の歯科医や歯科衛生士を雇ったため、治療が荒くなったと悪い評判が立ち始めた。そして、次第に客足は減っていき、その客はAに流れることになった。
「戦略」ではなく「策略」と表すにふさわしい・・・おそろしい子!



全て「孫子の言葉→簡潔なあらすじ→わかりやすい解説→実践例」という明快な流れ。非常にわかりやすく読みやすい。これは定価で買っても満足できたんじゃないかと思う。

超常識 平凡のなかの非凡のすすめ 森政弘 1988年2月15日 PHP研究所

2015-04-15 07:41:39 | 仕事
 難しい問題に直面し、解決の糸口が見出せない時、どうすればいのか?丸いはずの百円玉も横から見れば四角いように、ちょっと視点を変えれば、見えないものも見えてくる。とかく我々は常識的な物の見方・考え方に促われがちだ。
 当り前、常識と思われるさまざまな事例にメスを入れ、超常識で発想すればどんな創造的な世界が拓けるか、その思考法とともに明かす。
裏表紙より。
元の本は1977年12月(ダイヤモンド社)。
『促われがち』・・・?流れ的に『捉われがち』の誤字か。「うながわれる」なんて言葉は無い・・・と思う。どうやって入力したんだろう?
ああ、誤字だと決めつけて突っ込むのは危険な行為だからもう止めておこう・・・もしかしたら、言葉に詳しい人にズバッと斬られるかもしれない。(ちらっ)

まえがき(旧版)

 常識を超えるということは、つまり、このようなことをいうのであり、今日の常識を否定することではない。換言すれば、常識が本当に正しい天地の大道に合致するように常識のレベルアップを図るという意味である。
『このようなこと』=百円玉は横から見ると四角い
……おや!?
じょうしきの ようすが……!テンテンテンテンテンテンテーテン

1 超常識のすすめ

割箸を習う

「見学とか質問は、壁にぶち当たってからにせよ」。これが私の方針である。だが、わが国では、何かを始めるときには、まず調査をするという姿勢が強い、まじめ学生しかり、学者のほとんどしかり、創造性をモットーとするシンクタンクの多くまでがそうなのである。この姿勢では創造性は育たない。まずは自力で零から出発して考えるくせをつけておかなければ日本の将来は危うい。いや人類の将来がだめになる。
「先人の結果(及びそこまでの過程)」を知ることは重要だろう・・・という指摘は『正しい』と認めつつも、
私にいわせれば、まねさえも完全にはできていない。本当にまねをするには創造性が必要なのである。別の表現をすれば、外国の創造能力をまだ日本はまねをしていない。
うーん。まぁ40年近く前の日本を観ての話だからなぁ。
たかが個人の創造性だけでやってると、「こういうのがあります。一本差し上げます」になる可能性が高いんじゃないかと思う。
今は、どうやってるか
→なぜ、そうやってるか
→ならば、こうできないか
こういう流れなんじゃないか・・・もちろん別の本の受け売り。

 学生諸君は、学ぶということは、自分よりもすぐれた相手から何かを受け取ることだと思っているようである。もちろんこれは正しい。教師は学生よりもすぐれていなければ教師ではない。だが、本当に学ぶということは、自分よりもすぐれていない相手、自分よりも目下の人、欠点を持った相手……から学ぶことでもあるともいえるのである。ここまでお読みいただけた読者の方々は、もう逆転の発想になれてしまわれただろうが、これも間違いではないと思っている。人間はつねに向上努力しなければ、調和して生きてゆかれないようにつくられている。学生のうちはまだよいとしても、年を取るにしたがって、前記の姿勢がなかったら向上はない。いや本当は、学生のうちからそうでなくては、本当の勉強ではないのである。神仏を除いて、世の中に完全なものはないといえるし、裏を返せば、どのように不完全なものであっても、学ぶべき点はそなえているものである。欠点のある対象から学ぶことを拒否すれば、何も学べなくなるはずである。欲をいえば、欠点以外の長所を学びとるというだけでなく、欠点からさえも何ものかを学んでほしいのである。
大事な話だと思うけど、「反面教師」とか「他山の石」で済むような。それだと軽くなるってことかな。

Π型人間

 欲をいえば、これからは「Π型人間」になる必要がある。専門を二つ持つと同時に幅を広くという意味である。専門を二つ持つと、ひとりでに視野は広がってしまうものである。同時に、自分の二つの専門領域の深さから、他の専門の深い内容を類推することができるようになり、結局、すべての分野を深く理解できるようになる。
(特定の事について)『深く知っている』→『|型人間』
『広く浅く知っている』→『-型人間』
『あるものについて深く、かつ広く知っている』→『T型人間』
この3種類の人間がいるとした上で、『Π型人間」になることを必要と言い切る。
これだと「趣味を仕事にする」ってのは『|型人間』の最たるものか・・・むむむ。

7 発想人間・ヒラメキとコツ

節約とケチのちがい

 おろかな者は、節約せよと言うと、必要なときでも使わなくなってしまう。使えというとむだ遣いする。
ギクリ。
 節約とは、本当は心の問題なのだ。世界的に資源の有限を意識しだしたため、節約のかけ声が盛んだが、人類が生き延びるために、資源の底が見えてきたから節約するというのは、本当の節約ではない。浪費よりはましとしても、その次元の節約では、人類は長生きできない。それは人間のエゴが優先しているからだ。エゴが優先しているときは、他よりも自分のほうが、あるいは自分たち人類のほうがうまいことをしようとしているわけだから、自分のことだけに視点が偏り、満遍なく全体をみることができない。つまり真実をみられなくなっている。だから方針を誤る。ゆえに長生きできない。
確かに節約と言われている方法は、あくまでも人の都合を優先した上でこうした方がマシ、ってことが多いかな。
 発想の転換、先入観の払拭は、開き直って言うならば社内でアイデアを出して人を押しのけて出世するためのものではない。他者を出し抜くためのものでもない。人類が一人残らずともに救われるための道なのである。
・・・小さい、と思わされる。


内容は論理的に思えるけど、文章がどうもクドいというか長すぎる感あり。
もっとも、俺の読解力の方を疑った方がいいかな・・・ただ漢字の変換の基準が変な感じはする。漢字だけに。
古い本でも良い本は良いと思える本。

それにしてもなんなんだろう、このタイミングの良さ(悪さ?)・・・言語化できないのが歯痒い。

ビジネスマン77のタブー 村沢滋 2005年11月20日 成美堂出版

2015-04-13 07:40:06 | 仕事
◎この「勘所」はマニュアルには載ってない!
ビジネスマンは「会社が要求している社員」になるしか勝ち残る道はない。組織の「暗黙のルール」を守ることが必要だ。だが、それを「足かせ」と考えてはならぬ。仕事をスムーズに進め、自分の評価を高める「足場」にするのが成功者なのだ!
前袖より。
ですよね。
つまり俺は勝ち残れない。
先輩「オレさ~やっぱりむいてないかも」
後輩「えっ…今の仕事ですか?」
先輩「…いや」
先輩「働くことがさ!!」
琥太郎はイケメンだから・・・。

1998年2月「ビジネスマン13のタブー」の改題、再編集。
章が7つの節が13、そして項が77。だから元の本より数が増えた訳ではない、はず。インパクトの問題か・・・13の方がよかったんじゃないかなぁ。枯れ木混じりだろうなって気はした。

1章 部下の「頭の使い方」を上司はじっと見ている
9 反対者を放置するな

 新しいことをする時、反対する人やケチをつける人が必ずいる。その説得を面倒くさがって引き下がってしまえば、どんな立派な発想もそれまでだ。反対者の説得に必要なのは数字と実績、それに熱意である。
何をどうしても「嫌だから嫌だ」と言われた時点で、説得は不可能と判断しますた。
説得されることは敗北だと思ってるんだろう。つまり説得するには、まずその考えを変えるように説得する必要がある・・・どうしろと/(^o^)\

2章 「チームプレー」をあとにするな
23 安易な「法律論」は高くつく

家族のために転勤を断った奴はクビにするべき(した)って話。
 社員が転勤を拒否できるのは、転勤命令が次のような違法行為にあたる時だけである。
①入社時に勤務地や職種を限定した労働契約を結んである(契約違反)
②労働契約で、人事異動については労組の同意または協議事項になっているのに、同意も協議もしていない(労働協約違反)
③組合活動を理由にするなど不当労働行為にあたる(労組法違反)
④思想、心情を理由にしている(労基法違反)
⑤個人生活を破壊するなど人事権の濫用になっている(民法違反)
 もちろん、これらは原則だ。自分がどれかに該当するからといって、ただちに転勤を拒否できると考えるのは早計である。
・・・うん?
 会社にしてみれば、転勤や異動は大事な業務命令である。拒否されれば「組織の秩序を乱す」と解雇したり、中には最も厳しい退職金ゼロの懲戒解雇を言い渡す強腰の企業もあるのだ。
『組織の秩序』が「法律に勝る」って考えがまかり通る(通ってた)・・・か。
そういう強腰の企業が、従業員と裁判でやりあう羽目になってるんだけどネ。
安易な法律無視は高くつくと、考えを改めるべき。

4章 こんな「自己管理」はかえって大減点
45 時計の針は「コスト」をさしている

 まずは、少なくとも会社に時間を拘束されている間は、緊張感をもって働かなくてはならない。
 たとえば九時始業だとして、あなたは八時五十五分には仕事を始める準備をすべてスタンバイしているだろうか。いつも九時ギリギリに出社するようでは、毎日、十分なり十五分なりのロスを生じさせていることになる。始業後にコーヒーを飲んだり世間話をやめない人も同罪だ。上司は、そういう態度を厳しくチェックしている。
『準備をすべてスタンバイ』は酷いな・・・そして言ってることも。
8時55分に「9時から仕事を始めるための準備」を終えるには、8時54分には「9時から仕事を始められるように準備するという仕事」をしていなければならない。とすると、始業時間は実質8時54分じゃねーの?
「残業をしてはならない」と既述しているにも関わらず、始業時間前に仕事することを推奨。要は残業代払いたくないだけじゃん。
なお、本来は準備も労働時間に含む模様。(参考サイト:労働どっとネット 作業準備時間と労働時間の判断基準。労働基準法の解説。)
俺は始業時間前から動いてますけどネ。念のため。



こういう10年(17年)前の意識でいられたら、あっという間に真っ黒クロスケ。
「現状維持は悪」の典型なんじゃねーの。

著者は1928年生まれ。執筆当時70歳。でも「退屈な本」ではない。
「リタイアした年寄りが書いた本」というか「そういう人向けの本」が、眠くなる本なんかな。

20代からの「教えて!ドラッカー」 仕事で成果を上げる「自分マネジメント術」 中野明 2011年2月21日 

2015-04-10 07:41:17 | 仕事
仕事でいつも結果を出す人、期待に応える人は、どこが違うのか?マネジメントの神様ドラッカーは、「成果を上げることは一つの習慣である」と説く。本書では、彼の多様な著作から要点を読み解き、誰でもきちんと努力すれば身につけられる7つの習慣と48のコツを紹介。これらのビジネススキルを20代で体得すれば、生涯にわたって役立つはず!『なぜ、31歳でアイツが部長になれたのか?』を再編集
裏表紙より。
『31歳』から『20代』に題名が変わった理由・・・「本当のターゲットは20代だったのに、20代には売れなかった」から、かな?
『31歳』『部長』で20代を釣ろうとしたのに、当の20代にはまだ『部長』というものに現実感が無かったとか、「ビジネス書を新刊で買う程に興味関心がある20代」には『部長』では役不足だったとか。
それとも逆かな。「31歳以上だけど部長ではない人がターゲットだったのに、予想外に20代の顧客が多かった」から「再編集にあたりターゲットをそっちに絞った」・・・何を考察してんだ?

ドラッカーと言えば「もしドラ」が有名。有名だけど読んだことはない。
「甲子園出場校では女子マネの熾烈な争いが~」云々書いてある本は読んだことある。

第1章 仕事にやり甲斐を見出したい

成果を上げ続けるには、満足感スパイラルを生み出すことが不可欠である。そのためには、組織のミッションと自分の価値観を共存させなければならない。
/(^o^)\
「納得」は必要だ!「納得」は「誇り」なんだ!「誇り」のためには・・・はぁ。

第3章 もっとできる人になりたい

成果の達成は自分の強みによってなされる。弱みで成果を上げることはできない。
強み。強み・・・衣食住に本とゲームがあれば何日でも引き籠れます。(きりっ)

コツ20 ハリネズミの概念で自己チェックする

自分版ハリネズミの概念について考える
 実は、コリンズのハリネズミの概念は、ドラッカーが成果を上げるのに重視した「価値観」「強み」「機会」を示しているのに他なりません。次のように対応させると意味がよくわかると思います。
①情熱をもって取り組めるものは何か…………価値観
②あなたが世界一になれる部分はどこか………強み
③経済的原動力になるのは何か…………………機会
 自分自身に対してこれら三つの質問を問いかけてみてください。そして、三つの答えの重なり合うハリネズミの概念が何かを考えてみてください。
コリンズ=元スタンフォード大学経営学教授でコンサルタントのジェームズ・C・コリンズ氏
曰く、『飛躍した企業の戦略策定の基礎』らしい。ものすごく簡単にすると、
①好きなこと
②得意なこと
③狙う財布
こうだな。(どやぁ)

第6章 リーダーの心得を知りたい

コツ39 柳の下にはドジョウが2匹いる

予期せぬ成功が発生したら、「柳の下にドジョウが2匹」を狙う勢いで、さらなる成功を追及せよ。
「予期せぬ成功が発生(ただしクレームも発生している)」。
それは成功じゃねー・・・もっとも、ジョンソン・エンド・ジョンソンに習うなんて無理だろうけどさ。つまり/(^o^)\


自説を曰くで補強するとうさんくさいのに、曰くを解説すると説得力がある・・・?ああ、ボロ小屋はどう補強したって基礎がダメで、優れた建築物とは比較にならないだけの話か。つまり「自分で何か書く」より、「まだ有名ではない優れた説を解説する」方がよさげな本ができる。この本の著者はまさに策士・・・!

そのやり方では一生うだつはあがりません 浜口直太 2006年10月18日 PHP研究所

2015-04-08 07:37:45 | 仕事
他の誰よりも知恵をしぼり一所懸命にやっている。なのに、なぜか成果が上がらない。本書の著者も、かつてはそんなビジネスマンの一人だったという。しかし、一人の人物に会って、人生が変わった。その人物からは、自分のためではなく、世のため人のために真剣に生きることの大切さを学んだ。その考えを実践すると、見る見る運は好転し、いつしか成功者に…。「うだつがあがるコツ」を伝授。文庫書き下ろし。
裏表紙より。
うだつがあがらない=ダメな奴だけど、そもそも「うだつ」ってなんだ?
うだつ-Wikipedia
うだつは、日本家屋の屋根に取り付けられる小柱、防火壁、装飾。本来は梲と書き、室町以降は卯建・宇立などの字が当てられた。
うだつを上げるためにはそれなりの出費が必要だったことから、これが上がっている家は比較的裕福な家に限られていた。これが「生活や地位が向上しない」「状態が今ひとつ良くない」「見栄えがしない」という意味の慣用句「うだつが上がらない」の語源のひとつと考えられている。
ほほぅ。つまり「うだつの上がらん奴め」と言われたら「屋根はあるんですが・・・まだボクには」と答えればいいんだな。

第1章 「現状維持でよし」としていませんか?
「成長できないからよくない」のか「問題があるからよくない」のかで意味が全く違う・・・うん。

ルール1 動かないと運は開けない

 凡人には待っていても、運はやってきません。まず、動くことです。
別の本にあったけど、ユダヤ人に言わせると「運が無い奴は死んでいるに等しい」とかなんとか。
でも「もっと動け!」は言われた方に死亡フラグだから気をつけようネ!

ルール4 見返りを考えずに、一所懸命打ち込む

 一部の人に一方的にいいということは、長続きしませんし、他人の犠牲の上に、見返りを得ていることが多いのです。最終的には、「原因結果の法則」(世の中にいいことをすればいい結果が生まれ、悪いことをすれば悪い結果が出る法則)から、大きなしっぺ返しがあります。
ちょいちょい『成功者』として名前を挙げてるワタミの人は、まさにコレなんじゃねーの?

ルール7 プライドを捨てて便利屋になれるから、当てにされる

 四半世紀近く日米アジアでビジネスをやってきて思います。人間的に優れている人ほど、プライドを捨てて便利屋のように何でもやるのです。とても腰が低いのです。
「煮崩れた原因」とかけまして「ワタクシのプライド」と説く。その心は「よけいにたかい」。

第4章 こうすれば、みるみる「うだつ」はあがる
ルール6 成功者や運がいい人とつき合う
 不可能を可能にする人生を歩む上で、成功者や運がいい人とつき合うことは、必要不可欠です。場合によっては、あなたの成功の決定的なカギを握る人々です。なぜなら、運は、このようなあなたの周りにいる、成功者や運のいい人が持って来てくれる可能性が極めて高いからです。
ふむふむ。
 逆に失敗者や運が悪い人とばかりつき合っていると、あなたの運まで悪くなっていきます。失敗する人や運が悪い人には、上手くいかない傾向性があります。ある種の宿命のようなものです。
なんだか難しい単語が出てきたナー。goo辞書で調べてみよう。
しゅく‐めい【宿命】
生まれる前の世から定まっている人間の運命。宿運。しゅくみょう。「海に生きる―にある」「つらい―を負う」
終了
『「うだつがあがるコツ」を伝授』()

読破はしたけど、まったく真似しようとは思えなかった。題名からの期待感が大きかった分、反動でガッカリ感も大きい。
でも、話が合わない人はこう考えてるんかなーとはわかったから、無駄読みではないぞ・・・無駄読みではないぞ・・・「作戦終了」と「作戦完了」は違うし、「プロブレム」と「トラブル」は違うんだよ・・・。