ONE EVENING~Is that you , John Wayne ? Is this me ? ~

歴史ゲームの対戦報告・紹介と温泉とアウトドアと料理とゆる~い話

凌いだけど、勝った気はしない。

2012-10-28 21:54:50 | 例会
 おはようございます、こんにちは。

 少し時間が経ってしまいました。

 「スーパーおおぞら」の運休も何のその。
 かなりの家族ポイントを消費しつつ、札幌歴史ゲーム友の会の例会に久々に参加しました。

 お題は「旅順港強襲(GJ)」。
 昨年の年末以来の入れ替え戦です。
 サッポロ辺境伯さんが日本軍、私が露西亜軍を担当しました。
 選択ルールは、
 ・水兵部隊、白襷隊、児玉源太郎、コンドラチェンコ、所属部隊(15.5(3))

 露西亜軍は東部の二龍山と東鶏冠山に重点配置。
 気が付くと西方を守る部隊が少ない。

 
 (東方初期配置)

 
 (西方初期配置)

 第1ターン
 日本軍はやはりと言いますか、ウスウスの西方から攻撃開始。
 北天王山と寺溝東北方堡塁が日本軍の手に落ちます。
 中央部の水師営南方堡塁、龍眼北方堡塁にも足場を築きます。
 露西亜軍は様子見で高崎山に取り付いた歩兵を追っ払ったくらいで終了。

 第2ターン
 日本軍の的確な砲撃と白兵突撃により中央部の寺溝東北方堡塁、水師営南方堡塁、龍眼北方堡塁が相次ぎ陥落。
 西方で南山波山、化頭溝山に日本軍が侵入、東方でも二龍山堡塁に歩兵が取り付きます。
 露西亜軍は東方の堡塁から中央部に増援を送り込みます。
 最大の戦果は二龍山に突入した第1師団の工兵を防御射撃で除去したことで、これが後々に大きな影響を及ぼしました。

 第3ターン
 南山波山、化頭溝山が陥落し、次ターンから二〇三高地攻防戦が始まります。
 東鶏冠山堡塁にも第11師団が突入し、露西亜軍は兵力のやり繰りに苦慮します。
 あっ、28サンチ砲は二龍山堡塁に砲撃しましたが不発でした。

 第4ターン
 さぁここから地獄の攻防戦が始まります。
 まず白襷隊が椅子山堡塁に突入露西亜軍の東西連絡を絶ちます。
 すかさず露西亜軍は砲台からの砲撃で排除を企図しますが、1個大隊が懸命に踏みとどまります。
 日本軍は椅子山堡塁に増援を投入し28サンチ砲で5損害を与えます。
 また、二〇三高地にも28サンチ砲や各種砲兵が撃ちまくり、西方地区が旅順要塞の焦点となります。
 露西亜軍は再編部隊と水兵を大案子山堡塁に集結させ、二〇三高地、椅子山堡塁攻防戦に備えます。

 
 西方第4ターン終了時。

 東方では二龍山堡塁に日本軍の塹壕線が築かれ(10個大隊取り付き)、最後の白兵戦の準備が完了していました。
 こちらでは望台に露西亜軍最後の残存兵力がかき集められています。
 
 
 東方第4ターン終了時。
 
 第5ターン
 まず日本軍の28サンチ砲は椅子山堡塁に向けられます。
 これが露西亜軍の兵舎を直撃4損害を与えます。
 溜まらず露西亜軍はコンドラチェンコを椅子山堡塁に派遣、大案子山堡塁の予備兵を投入。
 コンドラチェンコ投入を確認した日本軍は、攻略目標を二龍山に変更、28サンチ砲や海軍カノン砲を総動員。
 28サンチ砲の一発目は6損害を与えるなど、徐々に露西亜軍を削っていきます。
 しかし、最後の28サンチ砲は、コンクリートが乾いておらず、痛恨の0損害。
 第1師団の歩兵突撃も工兵の支援が無く、決定打を与えられません。
 最終盤、二龍山には露西亜軍歩兵1個大隊のみ。
 日本軍は唐家屯の第11師団歩兵3個大隊が露西亜軍を除去できるかどうか。
 1個大隊1火力×3回射撃か、3個大隊2火力×1回かで悩むN木将軍。
 決断は3個大隊×1回の漢勝負。

 しかし、運命の女神は今回はマリア様でした。

 
 第5ターン終了時の二龍山堡塁。

 <対戦を終えて>
 日本軍は歩兵突撃を敢えて控えめにして、無駄な兵力を失わないことに尽力されていました。
 確かに補充で戻ってきますけど、前線までは遠いですから、日本軍の攻め方は参考になりました。

 露西亜軍は東方に重点配置後、西方へ兵力をスイングさせられ、最後は東方を決勝点にされるなど、右往左往してしまいました。
 露西亜軍工兵は今回ほとんど活用できず勉強が必要です。
 今回は1個大隊が踏み止まりましたけど、作戦面は完全に負けでした。

 サッポロ辺境伯さん、対戦ありがとうございました。
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2 コメント

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観音様の何処におられるや ?! (笑) (サッポロ辺境伯)
2012-10-31 00:04:12

 先達ては、JRの「運休」&不手際にも拘らず、また「家族ポイント」の大消費にも拘らず、はるばる『旅順』対戦へ駆け付けて下さり本当に感激致しました。
 そして対局は接戦も接戦の大接戦!陛下の詳細なAARのお陰をもちまして、あの激闘が生き生きと回想されます。二龍山で大殊勲を打ち立てた、かの露軍の1個大隊へは敵味方を越え、日本軍の陣中からも酒と干物を差し入れしておきました。
 あれからソロで旅順をやり掛けたのですが、コレが全く面白くない・・・。対人戦の1/5も、陛下戦の1/10も楽しくないのです。ワンイブにも最適のゲームであります。再びお声掛かりの有るを心待ちしております!
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ゲームに勝って、勝負に負けた、です。 (Mどりっひ)
2012-11-02 00:40:44
サッポロ辺境伯さん、こちらこそお相手ありがとうございました。

 大将でのエネルギー&アル○ール補充がなければ、どうなっていたか。
 こちらが防御側という点を差し引いても、戦いの主導権は取られっ放しでした。
 全体の動きの中で、白襷隊の善戦や砲撃の悲喜劇など、様々なドラマが思い起こされます。
 私も再戦を希望いたします。
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