毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「前のめりで家を目指す孫」2015年7月13日(月)No.1401

2015-07-13 23:15:05 | 日記

一昨日は娘が小出裕章さんのお話を聞きに行っている間、

私は「まかしとけい!」と胸を叩いて引き受けました。

何を?当然娘の娘、我が孫の世話です。

 

沖縄から戻ると、孫はたった一か月ちょっと会わない間に、

ぺちゃくちゃと日本語を話すようになっていました。

もちろんまだ1歳9か月のことでスピーチできる程流暢ではありませんが、

単語がかなりはっきり言えるので、私たちは会話が可能になりました。

例えば、お昼にスクランブルエッグを作って出すと、

すごい勢いで食べて、はっきりと「おかわり!」と言います。

「ええ?小さい子がそんなに卵を食べていいのかい」

とか言いつつ、

もう一個分作ってあげると、テキパキ平らげて、また「おかわり!」と。

ナンボ何でも一時に2個も卵を食べて、これ以上は無理だわと思った私は

冷蔵庫に代わりの何かないか探していて、ふと孫の方を見ると

彼女はもうバッタリ倒れて昼寝していました。

一年前、お母さんがいないと大泣きして涙ながらに寝入っていた時代は、

完全に過去になりました。

 

2時間はたっぷり寝て、起きたら洗濯物を畳む手伝いです。

手伝いと言っても、「この服誰の?」と私が聞くと、

「ママのふく」「パパのふく」「ちーちゃん(自分のこと)の」

と言う識別係の仕事です。

1歳9か月なのに、ほぼ100%の正解率で、

私は内心(赤ちゃんは侮れない)と舌を巻きました。

お母さんが帰ってきても冷静で、

(おや、帰ってきたのかい)といった風情です。

そんな感情に流されない(笑)彼女ですが、

夕方、近くの公園に出かけ、さんざん砂遊びした後、

ようやく私の「帰ろう」コールに応えて帰るときに

思わず目頭が熱くなった出来事がありました。

 

孫娘は公園の水道で手を洗い、

地面にコケモモに似た赤い実がたくさん落ちているのをジロジロ調べ、

ようやく公園の出口から出ました。

そして、数歩歩くうちに

「ママ、パパ、おうち」

と家の方を指さし、猛然と歩き始めたのです。

何度も書きますが、1歳9か月しかこの世に存在していない歴史の浅い子が、

自分の父母のいるところをめざして、

スキーのジャンプ種目の選手のような形態で前のめりになり、

ガーッと歩いて行くのです。

当然、しまいに転びました。

しかし、泣きもせずスックと立ち上がり、またどんどん歩いて行きます。

これは、凄いなと思わざるを得ませんでした。

1年9か月、ママ&パパとともに過ごした年月の濃さの全てを、

物言わず脳内に蓄積してきたのでしょう。

いやー、赤ちゃんは侮れません。(くるくる)☜舌を巻く音

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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